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タリバン 指導者ら政権発足の準備進める/nhk
2021年9月1日 8時08分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210901/k10013236141000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_003
アメリカ軍が20年におよんだ軍事作戦を終えて撤退したアフガニスタンでは武装勢力タリバンが指導者たちによる会議を開き治安情勢や行政の基本方針について話し合うなど新たな政権の発足に向けて準備を進めています。
タリバンの報道担当の幹部ムジャヒド氏は、南部カンダハルで先月31日までの3日間、タリバンの指導者たちによる会議が開かれたことを明らかにしました。
会議では、新たな政権の発足に向けて治安の改善や行政の基本方針などが話し合われたということです。
一方、首都カブールでは31日、アメリカ軍の撤退を記念する集会が開かれ、地元メディアによりますとムジャヒド氏は「新たな政権がアメリカを含む国際社会から承認され、世界と政治的、経済的に良好な関係を築くことを望む」と述べたということです。
そのうえでアフガニスタンのすべての国民に対して安全を保証すると強調しました。
タリバンは権力を掌握したあと国民に向け繰り返し融和を訴えていますが、崩壊した政権や外国政府の活動に協力した人たちの間にはタリバンに対する不信感が根強く、国外への退避を求める声が続いています。
市民からは不安の声も
市民の間からは治安の安定に向けた期待の一方で女性の権利などどのような社会になるのか先行きが見通せないことへの不安の声が聞かれます。
首都カブールにあるNGOで働くアミールさん(31歳)は家族6人で暮らしています。
アミールさんはタリバンが発足を目指す新たな政権について「幅広い人たちが参加する包括的な政府ができ、男性も女性も働き、国が発展していくことを希望しています」と述べました。
そのうえで過激派組織の活動が活発になっていることについて「新たな指導者たちが対話によって問題を解決し、人々が平和に暮らせるようになることを願います」と話し治安の安定に期待を示しました。
一方で、娘2人のことが心配でこのところ外出させていないと言います。
アミールさんは「政府が変われば、社会の仕組みも変わります。現状では女性はしばらく外出しない方がいいと思っています」と話し、タリバンが女性の権利をどの程度尊重するのか見守りたいという考えを示しました。
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