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ワクチン・パスポートの目的は「人間の管理」であり、「自由な渡航」ではない
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202107270000/
2021.07.27 櫻井ジャーナル
世界は「COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)ワクチン」の惨禍に直面している。すでに深刻な副作用が現れていることは本ブログでも書いてきたが、今後、人類の存続を危うくするような事態になる可能性も否定できない。
その「ワクチン」の接種を西側の政府、自治体、「専門家」、有力マスコミなどは促進、「デジタル・パスポート」を世界の人びとに持たせようとしている。このパスポートの目的、勿論、「自由な渡航」のためではない。国境を越えて人間を集中管理することが目的だ。
すでに「COVID-19対策」は世界を収容所化し、生産活動や商業活動を麻痺させている。大きなダメージを受けているのは中程度より小さい規模の企業や個人で、経営の悪化、倒産、失業、ホームレス、そして自殺者の増加といった問題が生じている。それに対し、強大な私的権力と結びついた大企業は大儲けだ。経済の破綻を私的権力の手先である「ハゲタカ・ファンド」は待っている。
こうした状況を作り出したのはWHO(世界保健機関)による2020年3月11日の「パンデミック宣言」だ。2018年から19年におけるWHOへの高額寄付者のリストをみると、第1位はアメリカ、第2位はビル・アンド・メリンダ・ゲーツ財団、第3位はイギリス、そして第4位にはワクチン推進団体のGAVI同盟。日本はドイツに次ぐ第6位だ。そのほか、医療利権からも多額の資金が流れ込んでいるようだ。
第10位に入っている欧州委員会が2019年に公表した指針によると、EU市民向けの「ワクチン・カード/パスポート」を2022年に実現することになっている。「COVID-19騒動」が起こる前から「ワクチン・パスポート」を2022年に導入することは決まっていたのだ。こうした「ワクチン・パスポート」はデジタル化され、将来的には人体へ埋め込まれるだろう。量子コンピュータが実用化されたなら、ひとりひとりの脳と中央コンピュータをつなぎ、人間を端末化するという計画もある。
2015年9月に国連で採択された「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中で「SDGs(持続可能な開発目標)」が示されている。その目標を実現するため、個人を特定するためのシステムに記録されていない人びとを管理する必要があるとされ、デジタルIDの導入が進められることになった。2016年5月には国連本部でどのように導入を進めるかが話し合われ、ID2020というNGOが設立される。このNGOにはマイクロソフトも関係している。
欧州委員会が「ワクチン・パスポート」を日程に載せた2019年の9月にはニューヨークでID2020の総会が開かれた。その時、翌年からのプログラム開始が決められ、2020年1月にWEF(世界経済フォーラム)でその方針が確認された。
この管理システムを導入する前提として「ワクチン」の接種がある。そこで「COVID-19」を悪霊化し、人びとを脅し、悪霊退散の護符として「ワクチン」を接種させようとしたのだが、護符の正体が多くの人に知られ、拒否されている。アメリカでは親の承諾なしに生徒へ「ワクチン」を接種する動きがあり、法廷闘争になりそうな雲行きであり、医療関係者への強制的な「ワクチン」接種を国会が承認したフランスでは激しい抵抗運動が始まっている。スロバキアでは「COVID-19政策」に抗議する人びとに対し、警察隊が催涙ガスを発射する事態になった。
現在、西側で接種数が多い「ワクチン」はmRNA(メッセンジャーRNA)技術を使ったBioNTech/ファイザー製とモデルナ製の「ワクチン」。これらは「SARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)」のスパイク・タンパク質を体内で製造、それによって抗体を作り出すとされている。
その抗体には感染を防ぐ「中和抗体」と防がない「結合(非中和)抗体」があり、結合抗体はウイルスを免疫細胞へ侵入させてウイルスの複製して免疫の機能を混乱させる可能性がある。このADE(抗体依存性感染増強)の問題は早い段階から警告されていた。
コロナウイルスの場合、ADEで重要な役割を果たすのはスパイク・タンパク質のようだが、ソーク研究所は今年4月、このスパイク タンパク質が病気の原因になっている可能性があると発表している。血管に損傷を与えて出血や血栓の原因になり、脳へ侵入して神経系の症状を引き起こしているのではないかということだ。カナダのゲルフ大学でウイルスの免疫について研究しているバイラム・ブライドル准教授も同じように考えている。
大きな血栓は梗塞を引き起こし、深刻な状態を招くが、問題はそれだけでないとカナダのチャールズ・ホッフェ医師は語る。CTスキャンやMRIで検出できず、Dダイマー検査を行うしかないような微小血栓が細胞の再生しない脳、脊髄、心臓、肺などにダメージを与え、死ぬまで修復されないことが推測できるからだ。そうした状態を「ワクチン」が作り出すとホッフェは懸念している。ここにきて注目されている心筋の炎症もその結果かもしれない。
SARS-CoV-2が世界に蔓延、重症肺炎を引き起こしているということが起こっているとは思えない。幻影にすぎないだろう。それに対し、「COVID-19ワクチン」の副作用で少なからぬ人が死亡したり寝たきり状態になっていることは間違いない。
「COVID-19ワクチン」の接種を推進している勢力は人口の削減も目論んでいる。そうした計画を彼らは隠していない。「ワクチン」の接種で多くの人が死んでも彼らは気にしないだろう。そのような危険な「ワクチン」を彼ら自身が接種しているとは思えない。
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