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「5Gを超越『6G』 人とつなぎテレパシーや念力を実現? 佐野正弘のモバイル最前線」
(日経デジタル・フラッシュ 2022/3/7)
https://style.nikkei.com/article/DGXZQOUC013GR0R00C22A2000000
2020年にサービスが始まった高速通信規格「5G」は、当初エリアが非常に狭く利用するのに苦労する状況だった。しかし21年には都市部であれば5Gを利用できる場所が大幅に増えた。各携帯通信事業者は今後、5Gのエリア拡大にいっそう力を入れようとしている。それに加えて、低価格の5G対応スマートフォンも続々登場している。22年はようやく5Gの利用が本格化することとなりそうだ。
■ 世界で「6G」の研究開発が加速
その一方で、ここ最近携帯電話業界で耳にする機会が増えたのが次世代通信規格「6G」である。6Gは文字通り、5Gの次の世代となるモバイル通信規格。5Gがあまり普及していないにもかかわらず、世界各国でいま6Gに向けた研究開発が急加速している。
なぜ、6Gの研究が盛んになっているのか。それは5Gによってモバイル通信がコミュニケーションインフラから、都市や社会を支える基盤へと変化し、その重要性が大きく高まったためだ。次世代の6Gの技術開発で主導権を握れば、国家として世界での影響力を高められることから、各国の研究開発争いが激しくなっている。
実際日本でも20年に「Beyond 5G推進コンソーシアム」が立ち上がり、産官学共同で6Gに向けた研究開発を進めている。ただ5Gでさえ本格的な利活用が進んでいない中、6Gが5Gから「どのように進化するのか」「何を実現できるのか?」までは、想像できない人も多いだろう。
Beyond 5G推進コンソーシアムが示す「Beyond 5G」、すなわち6Gに求められる機能を見ると、6Gは5Gの特徴でもある「高速大容量通信」「低遅延」「多数同時接続」をさらに強化するようだ。実際、6Gの通信速度は5Gの10倍、遅延は5Gの10分の1、同時接続数は5Gの10倍を目指すとされている。
もう1つは新たな機能の追加だ。具体的には基地局などの消費電力が100分の1となる「超低消費電力」や、災害や障害から瞬時に復帰する「超安全・信頼性」、そして衛星などを用いて地上だけでなく空や海、宇宙なども通信エリアにする「拡張性」などが挙げられている。5Gとはネットワークのあり方が大きく変わろうとしていることが分かるだろう。
■ 6Gを実現する新たな技術とは
だがそれだけ高度なネットワークを、現在の技術だけで実現するのは難しい。新たな技術を投入していく必要がある。例えば5Gよりも、いっそうの高速大容量通信を実現するには、多くのデータを一度に送る広い道幅、つまり周波数帯の幅が必要だ。そこで、5Gで使っているものより高い周波数帯、具体的には100ギガヘルツ(GHz、ギガは10億)以上の「テラヘルツ波」と呼ばれる帯域を使うことが検討されている。
だが、それだけ高い周波数だけに、その電波は障害物にとても弱く、遠くへ飛ばすのがいっそう難しくなるという問題を抱えている。そのため高い周波数を有効活用して、エリアを広げるためのさまざまな研究が進められている。その1つがNTTドコモが研究を進めている「置くだけアンテナ」だ。
これは「誘電体導波路」と呼ばれる電波を運ぶケーブルのような物体に、プラスチック片を置くことで、そこから電波が漏れて通信できるようにするというもの。高い周波数の電波は建物の壁でさえぎられてしまい屋内に電波を届けるのは難しいが、この技術を使えば、誘電体導波路をあらかじめ建物内に設置しておくことで、建物内の特定の場所を低コストでエリア化できるようになるという。
エリアをより広範囲に広げる拡張性を実現する研究開発も進められている。その1つが「高高度疑似衛星(HAPS)」という技術。これは地表から20キロメートル程度の成層圏を飛行して地上の携帯電話と直接通信する「空飛ぶ基地局」というべきものだ。
HAPSの実用化に向けた研究開発はNTTドコモとソフトバンクが積極的に取り組んでいる。実際に成層圏にフライトしての試験も実施している。NTTドコモは欧州エアバスやスカパーJSATなどと提携して実用化を急ぐ。ソフトバンクは以前共同でHAPSの研究開発を進めていた米Alphabet(アルファベット)の子会社から特許を取得し、HAPSの実用化に向けた開発を強化している。
■ 6GでNTTドコモが目指す「人間拡張」
確かに6Gの性能は高いが、それだけの性能を現在のスマホがフルに生かせるとは考えにくい。有効活用にはデバイスやサービス側の進化も求められる。その利用用途としてNTTドコモが研究を進めているのが「人間拡張」である。
人間拡張とは、テクノロジーの力で人間の身体や感覚などの能力を拡張する技術。6Gではネットワークの通信速度が人間の神経の反応速度を超えることから、NTTドコモは6Gで機械ではなく人間自体をネットワークに直接接続し、クラウドなどのコンピューターパワーを活用することで能力を拡張しようと考えているわけだ。
NTTドコモは22年1月17日、富士通、FCNT(旧富士通コネクテッドテクノロジーズ)、センシング技術を持つスタートアップH2L(東京・港)などとの協力により、「人間拡張基盤」を開発したことを発表した。これは体の動きのデータを専用の機器で取得し、ネットワークを通じてその基盤に送ることにより、ロボット、あるいは別の人にその動きを直接伝えてコントロールする仕組みだ。
NTTドコモは、22年1月17日からオンラインで開催した同社の研究成果を披露するイベント「docomo Open House'22」で、人の手の動きを人体拡張基盤に送ってロボットに伝えて動かすだけでなく、電気による刺激を用いて別の人の手を動かすデモを披露した。NTTドコモでは今後人間拡張基盤のような技術が進化することで、将来的には6Gのネットワークを通じテレパシーやテレキネシス(念力)のようなことも実現できると見ているようだ。
ここ最近、仮想空間でさまざまな活動をする「メタバース」が大きな注目を浴びている。だが、人体拡張基盤の取り組みなどを見ると、6Gでは仮想空間を超えてネットワークが人間自体を進化させる、SFのような世界がやってくることになるかもしれない。
6Gの商用化タイミングは30年ごろと予想されるが、前倒しの可能性もある。
-------(引用ここまで)-----------------------------------
人の手の動きのデータを送って、別人の手を動かすというデモはこちらで見られます。
「他人の身体を操作、脳波でロボットを操作……「人間拡張基盤」のデモを見た
- docomo Open House'22より 」 (まいなび・ニュース 2022/1/18)
https://news.mynavi.jp/article/20220118-2251187/
この「人間拡張基盤」が、世界経済フォーラムの連中が目指す人間の家畜ロボット化に
使われるのは間違いないでしょう。
マイクロ/ナノチップを体内に埋め込み、6G技術を悪用することによって、
心身ともに遠隔操作されるのです。
おぞましいことです。
今後、6G、7Gの技術動向には十分な監視が必要です。
(関連情報)
「ワールド・エコノミック・フォーラムの正体 みな人類の家畜・ロボット化をもくろむ
クラウス・シュワブの手下だった」 (拙稿 2022/2/20)
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/584.html
「COVID-19 とは何か、本当の原因は何か? 世界中の独立した研究者達が協力して解明した
隠されていた計画 (リカルド・デルガド ラ・キンタ・コラムナ)」
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/509.html
「ロバート・マローン博士 『コロナはただの小競り合い。世界的な全体主義に対する大きな戦いになる』」
(拙稿 2022/3/23)
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/761.html
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