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イスラエル保健省が公開した衝撃的な「ファイザー社ブースター接種後の副作用の詳細データ」の数値から考える「今後の日本」
https://indeep.jp/israel-ae-of-booster-shot/
2022年3月17日 In Deep
被害が終わることは基本的にはないはずで
最近はコロナワクチンの話題はメディア等でもあまり出なくなっていますが、うやむやに終わっていいものではなく、どんなものであっても、仮にそれが悪いものであるのなら、定理として、
「悪いものはずっと悪い」
ということがあります。
ワクチンが忘れ去られるものになったとしても、少なくとも一部の人たちは、長期間にわたるリスクと共に生きていくことが避けられないということではあり、その影響が、3ヵ月後か 3年後か 13年後かはわからなくとも、「水ではないほうのワクチン」を接種した場合、その本質的な影響から逃れることはできません。
それについて、最近、イスラエルの保健当局がおこなった、
「ブースター接種後の副作用に関しての追跡調査」
のデータが公開されていました。
オリジナルはヘブライ語なのですが、その後、イスラエルの元大学教授などによって英語に翻訳されたものがアップされています。英語版は以下にあります。
Side Effects Of Booster Entire Presentation
ブースター接種者の副作用の全体報告
このデータを、イスラエル・ヘブライ大学の科学者ジョッシュ・ゲッツコウ博士(Josh Guetzkow)が分析して発表していました。そのデータを引用して、「スイス政策研究」が、記事として発表していましたので、それをご紹介したいと思います。
イスラエルのブースター接種の正確な副作用状況を知ってどううなるのかといいますと
「おそらく、日本のブースター接種後の副作用にもこの率が当てはまる」
ためです。
そして、「全体の中の本当に有害なロット、あるいは有害なワクチンの率」も、これによりある程度はわかる気もします(もっと長期間で見なければわからないことはたくさんあるとは思いますが)。
イスラエルのデータで目立つ部分を書きますと、以下のようになっています。
・回答者の 3分の2が、ブースター接種後 3〜 4週間以内に少なくとも1つの副作用を報告した
・回答者の 3分の1近く(29%)が、ブースター接種後の副作用のために「日常の活動を行うのが困難」であると報告した
・回答者の約 100人に1人(1%)が、「医療援助を求めなければならなかった」ほどの副作用を経験した
・回答者の約 300人に1 人(0.3%)が入院した
・うつ病や不安症を持つ人の 4人に1人(25%)が、ブースター接種後に症状が悪化した
などとなっていまして、
「深刻な副作用を経験した数値は、ブースター接種者全体の 0.3%から 1%ほど」
と言えます。まあ、0.5%問題とか 5%問題とかもありますが、ちょっと話がややこしくなるので今回はふれないですが、近い数値ではあります。
しかし、受診、入院するほど重篤な副作用ではないにしても、
「全体の 30%ほどが、副作用のため日常生活が困難になった」
という程度の有害事象を経験したということにもなります。
また、ヘブライ大学のゲッツコウ博士は、このイスラエルの数値に基づいて、米国 CDC のワクチン有害事象報告の「過小係数」(どれくらい過小な数値となっているか)を計算し、
「アメリカでの正確な副作用の件数」
を示しています。
以下は、そのグラフの文字を日本語にしたものです。
Josh Guetzkow
また、このイスラエルの統計から「ブースター接種後に既存の状態(基礎疾患等)が悪化した人の割合 (%)」もグラフにしていました。
Josh Guetzkow
先ほども書きましたけれど、うつ病の人では、ブースター接種者の約 4分の 1が悪化したことをイスラエルの統計は示しています。自己免疫疾患も同じです。
理由はいろいろでしょうけれど、以下の記事など、かつて記していました「スパイクタンパク質がヒトヘルペスウイルスを活性化させる」というのも関係があるのかもしれません。
[記事] ヒトヘルペスウイルス再活性化の嵐で日本の将来的な社会像が見えにくくなる中、スーパーフード「松」について
In Deep 2021年9月9日
あるいは、上のイスラエルでの率が、ヒトヘルペスウイルス再活性化の率と関係しているのだとすれば、「ガン」の発生も伴うかもしれません。
[記事] ワクチンとガン発生について改めて考える
In Deep 2021年10月11日
これらがどのくらい後になってからはっきりとするかはわからないことですが、ガンにしても、それがわかった時にはすでにワクチン接種の時期から大きく離れていると思われますので、ワクチンとの関連が考えられることはないと思われます。
ここから、スイス政策研究の記事をご紹介します。
なお、記事タイトルにある「 Vioxx 」というのは、2004年に販売が停止された非ステロイド性抗炎症薬で、日本での販売名は、ロフェコキシブというものです。今は存在しません。
コロナワクチンは、次の Vioxx なのか
Covid Vaccines: The Next Vioxx?
swprs.org 2022/02/24
イスラエルからのコロナワクチンとブースター接種の安全性に関する衝撃的な新しいデータは、史上最大の薬物スキャンダルとして名高い Vioxx とサリドマイドを追い抜くのだろうか。
イスラエル保健当局によるブースター接種の安全性データ
すでに 2021年8月に、イスラエルの保健当局は、ブースター接種の副作用のために、接種者の 1%の、つまりブースター接種者の 100人に 1人が「医療援助を求め」なければならなかったことを示す予備的なブースター安全データを発表していた。
しかし、2週間前、イスラエル保健省(MoH)は、ブースター副作用に関するはるかに詳細で、はるかに厄介なデータを提供する新しいレポートを公開した。
ヘブライ語で発行されたこのイスラエル保健省のレポートは、イスラエルの元医学教授と数人のボランティアによって 2月15日に英語に翻訳された。
2月18日、エルサレムのヘブライ大学の上級講師であるジョッシュ・ゲッツコウ博士は、彼のサブスタックにレポートの最初の詳細な分析を公開した。
実際の副作用のごく一部しかカバーしていない米 CDC の VAERSシステムのような受動的報告システムとは対照的に、イスラエル保健省の報告は、ブースター接種者に経験した可能性のある副作用について直接尋ねた能動的調査に基づいている。
具体的には、このレポートは、2021年 9月19日から 10月25日までに実施された専門家による電話調査に基づいており、3〜 4週間前にブースター接種を受けた人たちを対象としている。このようなサンプルサイズは、95%の信頼区間で約 2.5%の許容誤差となる。
結果の中で、イスラエルの調査は次のことを示している。
・回答者の 3分の2(66%)は、追加接種後 3〜4週間以内に少なくとも 1つの副作用を報告した(女性:75%)。
・回答者の 3分の1近く(29%)が、ブースターでの副作用のために「日常の活動を行うのが困難」であると報告した(女性:51%)。
・300人に 1人近くの回答者(0.3%)が、副作用の結果として入院を報告した。
・54歳未満の女性のほぼ 10%が、追加接種後の月経周期の混乱を報告した。これらの女性の半数は、最初の調査から 2〜3か月後の追跡調査で、進行中の月経症状を報告した。
・回答者の 5.5%が胸痛を報告し(女性:7%)、4.2%がリンパ節の腫大を報告した(すなわちリンパ節腫脹 / 女性:6%)。
・何人かにブースター接種後の心筋炎(心臓の炎症)が確認されたと報告した。これが調査の3つの年齢層の最年少(18 - 39歳)の男性であると仮定すると、約 350人の若い男性のうちの 1人(0.3%)が心筋炎の影響を受けている。
・ベル麻痺(顔面神経麻痺; 0.5%)、視覚障害(0.5%)、記憶障害(0.4%)、聴覚障害(0.4%)、けいれん(0.2%)、および意識の喪失(0.2%)などの神経学的問題が 5%近く報告されている(女性:6.9%)。
・発疹、かゆみ、呼吸困難、顔や喉の腫れなど、4%近くがアレルギー反応を報告した(女性:5.3%)。
・既存の自己免疫疾患、うつ病、または不安症を抱える人々の約 25%が、追加接種後の症状の悪化を報告した。
・糖尿病、高血圧、肺と心臓の病気を持つ人々の 5%から 10%が既存症の状態の悪化を報告した。
・最後に、回答者の 0.2%が単純ヘルペスの発生を報告し(女性:0.4%)、回答者の 0.2%が帯状疱疹の発生を報告した(女性:0.3%)。
次に、ゲッツコウ博士は、これらの値を米国 CDC の VAERS システムのデータと比較して、いわゆる過少報告係数(URF)を計算し、米国におけるブースター副作用の実際の数を推定した。
以前の研究(パンデミックの前)では、 VAERS システムは、実際の副作用(重度の副作用を含む)の約 5%から 10%しかカバーされておらず、大きな過少報告係数を示唆していた。
しかし、イスラエルの調査に基づいて、ゲッツコウ博士は、入院について米国の VAERS 報告が約 120の過少報告係数であることを発見した。帯状疱疹の場合は約 400。けいれんや発作の場合は約 700。ベル麻痺の場合は約 3,000。リンパ節腫大の場合は約 6,000。
米国では、2022年2月初旬までに約 9千万回の追加接種投与が行われ、そのうち約 5千万回がファイザー社のものだった。
イスラエルのデータに基づくと、ブースター接種だけで、約 13万件の帯状疱疹が発生した可能性があることを意味する。
他にも、過少報告係数から計算すると、米国でのブースター接種だけでの副作用は以下の件数となる。
単純ヘルペス 180,000件
けいれん/発作 180,000件
入院 270,000件
聴覚障害 30万件
視覚障害 50万件
ベル麻痺 50万件
呼吸困難 50万件
月経の変化 280万件
リンパ節腫大 370万件
胸痛 490万件
これらの値は非常に高いように見えるかもしれないが、一般的に他の既知のデータと一致している。
たとえば、ファイザー社のブースター試験では、接種者の 5.2%でリンパ節の腫大が見られた(イスラエルの調査では 4.2%)。
CDC の V-Safe の調査では、ファイザーのブースター接種者の 0.9%が医療を求めていることがわかっている(イスラエルのデータと同様)。英国の調査では、女性の 20%がアストラゼネカの予防接種後に月経の変化を報告していることがわかっている(イスラエルの調査では 10%)。
イスラエルの調査はランダムで代表的なサンプルを対象としていたが、一部の症状の絶対数は非常に低く、約 2.5%の誤差範囲内だった。それにもかかわらず、これらの症状のすべてが約 2,000人の調査で発見されたという事実は、これらの重篤な症状が起きるのは 1,000人に 1人の頻度だが、月経の問題はファイザー社ブースター接種後には 10人に 1人の頻度で発生することを示している。
イスラエルの病院システムから最近発表されたデータに基づく追加の分析で、ゲッツコウ博士は、ワクチン接種を受けた妊婦は、ワクチン接種を受けていない女性と比較して、流産、死産の割合が 34%高く、2021年5月にその主要なピークを迎えたことを発見した。
流産、死産の率はワクチン接種を受けた女性で 44%であったのに対し、ワクチン接種を受けていない女性では 9%だった。このデータは、33%の増加を示した英国のデータと一致している。
特に、このワクチンは 、「まれなケース」として、母乳を介してワクチンに曝露された新生児だけでなく、胎児に血餅、脳および肺の出血、心臓の異常、重度のアレルギー反応を引き起こすことがわかっている。
これらのデータに基づくと、仮にこのワクチンに重症化を防ぐ作用があったとしても、コロナワクチンは薬剤の歴史で最大の薬物スキャンダルであり、Vioxx スキャンダルとサリドマイドのスキャンダルをはるかに凌駕するように見える。
ここまでです。
> 流産、死産の率はワクチン接種を受けた女性で 44%
とありまして、半数近くの妊婦さんが、妊娠を継続できなかったようです。
ただ……この調査は、「ブースター接種後 3週間から 4週間後」におこなわれた、とありますように、「その後のことはわからない」のです。
その後に残る 56%の妊婦さんたちの妊娠の継続がどうだったのかはこの調査ではわかりません。
以下のふたつの過去記事などもご参照いただければと思います。
[記事] 流産率 82% : 医学誌に掲載されたmRNAワクチンによる妊婦さんの流産率の調査に見る「妊娠初期の母体と赤ちゃんへの壊滅的な影響」
In Deep 2021年7月1日
[記事] 妊娠されている方々が知ったほうがいいと強く思ういくつかのこと
In Deep 2021年8月18日
「その後のことはわからない」というのは、妊婦さんだけではなく、その他すべてにおいて同じです。長期的な作用は誰にもわかりません。
たとえば、以下の記事で論文を取りあげましたように、
「スパイクタンパク質は、長期的な遺伝子発現の変化をもたらす」
ことがわかっています。
[記事] コロナのスパイクタンパク質が「人間に長期的な遺伝子発現の変化をもたらす」可能性が米国の研究で突き止められる…
In Deep 2021年4月28日
あるいは、寿命の長さと関係する「テロメア」という染色体の末端部にある構造が「短くなる」こともオランダの研究で突きとめられています。
[記事] スパイクタンパク質がテロメアを短縮化させる…?ことを彷彿とさせるオランダの論文を読み、問題の根幹が別次元に進んでいる可能性を思う
In Deep 2021年8月25日
または、ワクチン RNA が「逆転写して DNA に組み込まれる」ことも、複数の研究と論文で「逆転写することは確定」しています。
[記事] ワクチンmRNAのDNAへの「逆転写」がスウェーデンの研究で確認される。しかも接種後「6時間」という早さでヒトDNAを修飾することが示される
In Deep 2022年2月28日
まるで終わったかのようなコロナワクチン事象ですが、「これから始まる」と考えられるのです。
先ほどのイスラエルの方式のワクチン接種後の聞き取り調査を、2年後、5年後、10年後におこなった場合にどうなっているかということなのかもしれません。
このワクチンとそのスパイクタンパク質は、今後の長い期間に渡り、人類とその文明に影響を与え続けると思われます。
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