http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/647.html
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「『死因はコロナではない』と言う人に、伝えたい現実」
(埼玉医科大学総合医療センター・岡秀昭 M3)
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a5c78d5924660d246450d96cc46a534aaa8bc35
https://www.m3.com/news/open/iryoishin/1019664
世間では、感染拡大の「ピークは越えた」と言われているが、まだコロナ病棟に変化はない。もしかすると、これこそが第6波と第5波を比較した際の大きな違いかもしれない。昨年夏の感染拡大では、一気に感染が収束へと向かった。だが、現在の感染拡大の波は高止まりを続ける気配を見せている。 コロナ病棟には平日、土日を問わず1日2〜3件の入院依頼がコンスタントに届く。同時に1日2〜3人が退院もしくは死亡で病棟を去っていく。結果としてコロナ病棟の病床使用率は5-6割からは減らずに維持している。高次医療機関である当院、埼玉医科大学総合医療センターへと入院する患者は多くは中等症〜重症の患者たちだ。患者の回復はゆっくりでなかなか重症化する患者が減らない。果たしていつになれば波が引いていくのか、見通しが立たない状況だ。
■ 「死因はコロナではない」は本当か
「今、新型コロナで亡くなっているとされる多くの人の死因はコロナではない」。そんな情報が度々拡散されている。だが、これは現場で目の当たりにしている真実ではない。確かに、第6波となり、オミクロン株が主流となる中でコロナによって肺炎が悪化し、シンプルな呼吸不全で亡くなる方の数は減った。現在は、コロナに感染したことによって腎不全など持病が悪化して亡くなる患者、コロナに感染したことがきっかけでがん治療がストップし、がんが悪化して亡くなっていく患者、コロナは軽快へと向かったものの細菌性肺炎や別の感染症による敗血症を引き起こして亡くなっていく患者など死因は様化している。彼らはコロナに感染しなくても、このタイミングで亡くなる運命だったのだろうか?いや、コロナがきっかけで病気が悪化しているのだ。「コロナ感染は、その患者の死と関係ない」という認識は誤りと言わざるを得ない。 コロナ禍においては、現場を見たことがない人々が数字だけを基に何かを語ることも少なくない。「交通事故で亡くなっても、コロナ陽性であればコロナの死亡にカウントされる」「コロナで亡くなっているとされる人の多くは他に死因がある」と主張する人もいるが、コロナ感染中に事故で亡くなる方や交通事故で搬送されたらコロナ陽性だったと判明する患者はごくわずかの例外的な出来事だ。コロナ病棟で亡くなる患者の死に、少なからずコロナが関連していることは疑いようがない。こうした実態を踏まえずに、憶測で楽観論を振りまくのはデマの拡散に繋がるため控えるべきだろう。 埼玉県内でも、高齢者施設におけるクラスターが多発していると聞く。積極的な治療を希望する高齢者であっても、なかなか受け入れ先が見つからないのが現状だ。コロナ治療の現場に立つ一人の医療者として、こうした状況はまだしばらく続くと予想している。入院を必要とする高齢患者が増えれば増えるほど、予後の対応も必要となる。コロナの症状が軽快したとしても、介護やリハビリなど必要なケアは少なくない。入院も長期化する傾向にあることから、引き続き医療提供体制は逼迫し続けることが予想される。
■ 医療機関の役割分担、改めて見直しを
第6波では、高齢患者の重症化が増える中で高次医療機関と一般病院との役割分担が適切に行われず、機能不全を来している。急性期に対応する高次医療機関は難しい病気などの治療に専念し、通常の疾患や看取りは一般病院や在宅医療で。今後さらに進む高齢者社会に備えるため、日本の医療界はこのような役割分担を進めてきていた。 高次医療機関では、難しい疾患に対応する医療体制が充実している一方で、リハビリなどの人員はそれほど充実していない。そうした環境に、次から次へと回復後のリハビリが必要となる高齢のコロナ患者が搬送されてくることで負のスパイラルに陥っている。結果として病床が逼迫し、通常の救急医療にも多大なる影響が及んでいるのだ。 これまでは高次医療機関や公的な病院など一部の医療機関がコロナ対応の中核を担ってきた。しかし、このシステムを見直さなければ、増え続ける感染者に対応することは難しい。医療界全体で、この病気にどのように向き合うか。次の感染拡大へと備える意味でも、こうした点を再考する必要がある。 高齢者施設においてクラスターが発生した際、人工呼吸器の装着など延命治療を希望しない患者はその施設において看取るといった対応も必要となるかもしれない。沖縄県では感染者が急増する中で、実際にこうした運用が行われ、病床を守る対応が行われていたという。侵襲的な治療を本当に必要とする患者が使える病床を確保する、そのための努力が必要だ。
■ パンデミックはすんなり終わらない
オミクロン株の「BA.2」に注目が集まっている。海外では現在、日本国内で主流となっている「BA.1」から「BA.2」へと置き換わりが進む国もある。伝播性や病原性が増していることを示唆する実験データも出ているようだ。 このことからも、「第6波が収束すればコロナは終わり」とはいかないことは明白だろう。パンデミックは人間が望むほど、すんなりとは終わらない。新型コロナウイルスは非常に厄介なウイルスだ、という一言に尽きる。 忘れてはいけないのは、新たな変異が問題となったとしても、私たちが取るべき対策は基本的には変わらないということだ。感染拡大を野放しにし、感染者数を抑制しなければ、また新たな変異が生まれる機会が増える。ワクチンをできるだけ多くの人が接種し、そのうえで感染者数をできる限り抑制していく。それこそが最大の変異ウイルス対策だ。
■ 付きまとう心理的な負担、離職も
当院の感染症科では昨年に引き続き、今年も数人が職場を離れる。彼らはコロナ対応が肉体的にハードだから辞めるのではない。コロナ対応に付随する精神的なプレッシャーやストレスが、より大きく影響している。「コロナ対応が大変だ、忙しいと言うけど、それはどこの科だって同じだ」と考える方もいるかもしれない。確かにタスクの量だけを見れば、他にも忙しい部署はたくさんあるだろう。しかし、コロナ病棟での仕事にはさまざまな悩みやストレスが付きまとう。 日々の治療や対応は基本的に防護具を付けた上で行わなければならない。中には介護の手間がかかる患者もいる。症状が軽快したため転院先を探すと、なかなか受け入れてくれる病院が見つからないことも少なくない。いまだに転院にはPCR陰性の確認を求めてくる医療機関も存在する。コロナ病棟で働くと、こうした調整の対応に昼夜追われ続ける。 「私はコロナの治療をするために、医者になったわけじゃない」という葛藤を抱く人も少なくない。忙しくてもバラエティ豊富な興味のある専門分野に集中できるわけではなく、コロナばかり2年間診療し続けているのだ。時には差別や誹謗中傷にさらされることもある。誰しもがきっと一度は、「この状況がいつまで続くのか」とうんざりした気持ちになったことがあるはずだ。 私自身も、この2年間、コロナ診療にまつわるさまざまなストレスに苦しんでいる。明らかに実態と乖離した情報や医学的に正確ではない情報を発信する医療者もいる中で、せめて現場で何が起きているのかを伝えようとメディアで発信を続けていると、自分や家族の情報をネット上でさらされたこともある。「こんなことになるくらいならば、発信しない方がマシだ」と考えてしまう時もある。 単純な病床使用率、重症者数のデータだけでは見えない苦労がそこには存在している。 おそらく、この先さらに離職者の問題は大きくなっていくだろう。その皺寄せは、コロナ診療から離れたところにも、やがては及んでくる。あらゆる人々が他人事ではいられないはずだ。
ーーーーーー こちらの記事は、埼玉医科大学総合医療センターでコロナ治療に当たる岡秀昭氏が、2022年2月26日に医療従事者向け情報サイトm3.comに寄稿した記事を転載したものです。
------(引用ここまで)-----------------------------------------
入院患者の過半数はすでに1回以上接種した人であり、要するにワクチン被害で
入院しているのです。
また、コロナ死は水増しされており、実際は公表値の数パーセントであることは、
米CDCも認めています。
そもそも、PCR検査自体がいい加減であり、インフルエンザとの区別がつかないし、
偽陽性が多発するようにCt値を異様に上げているので、信用できません。
一生懸命、新型コロナの恐怖を煽ろうとしても、もうネタがバレています。
ちなみに岡秀昭氏は、製薬会社から多額の謝礼を受け取っています。
2018年「岡秀昭」の受け取り検索結果 (マネーデータベース製薬会社と医師)
https://db.tansajp.org/pharmaceutical/2018/306094
(関連情報)
「入院者6割が2回接種済み オミクロン、感染研分析 (共同)」 (拙稿 2022/1/30)
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/421.html
「コビット・スコットランド ワクチン未接種者の発症率が最も低く、
2回接種の高齢者が入院患者数の増加を押し上げる (The Herald)」 (拙稿 2022/1/19)
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/319.html
「オーストラリアがCOVID-19死亡に関する最新データを公表 死者2639人の大半は高齢者、
真のCOVID死は83人のみ (9NEWS)」 (拙稿 2022/2/17)
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/553.html
「新型コロナ陽性者は死因を問わずコロナ死亡者数とするよう、厚労省が水増しを指示していた」
(拙稿 2022/1/26)」
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/380.html
「米CDC・ワレンスキー所長 「COVID死の75%以上は、少なくとも4つの併存疾患のある、
元々体調不良の人でした」 (Investment Watch)」 (拙稿 2022/1/11)
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/255.html
「ファウチ氏、ついにCOVIDが原因で子どもが入院しているわけでないことを認める (ZeroHedge)」
(拙稿 2022/1/3)
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/193.html
「コロナパンデミックは存在しない CDC『コロナの直接死は6%』 (sakurako21)」
(拙稿 2021/11/4)
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/635.html
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