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「重症ゼロなのに、なぜか『死者6人』の県…原因は『厚労省ルール』か」
(読売新聞 2022/2/1)
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220131-OYT1T50245/
山梨県内では1月に新型コロナウイルス感染症の「死者」が30日時点で6人確認された一方、重症者はゼロが続いている。重症者がいないのに、死者が出る現象はなぜ起こるのか。厚生労働省が定める死者の集計方法のルールに、その原因があるとみられる。(前田遼太郎)
「現在の死者数の増加は、コロナが原因で亡くなった人が増えていることを必ずしも意味しない」。厚労省の担当者は、現在の死者数の集計について、こう見解を述べた。
現在、コロナの死者数の数え方は「感染者が療養中・入院中に亡くなった場合」が基準だ。かつては「死者」の定義があいまいで、「明らかに死因がコロナでない人」を死者として計上するかどうか自治体ごとに対応が異なっていた。
対策として厚労省は2020年6月18日付で現在の集計方法に統一した。仮に死因が老衰や他の病気だったとしても、事前の検査で感染が明らかになっていた場合は「コロナの死者」として数えることになった。
死者数の統計の意味合いをさらに分かりにくくしているのが、厚労省が「亡くなった後の検査で陽性が判明した人」も死者に数えるよう推奨している点だ。「全国的な感染状況を把握するため」というのが理由だが、医療機関では全ての死者を検査することは人員的にも難しい。
県立中央病院では基本的に、〈1〉発熱や呼吸困難などコロナに起因する可能性がある症状を持つ人〈2〉同居の家族らに陽性者がいる人――のいずれかに該当する人について、亡くなった後に検査を行っている。
感染力が強い変異株「オミクロン株」が流行している現状では、検査するほど陽性者が出る確率は高くなり、「コロナの死者」も増えることになる。
一方、「重症者」については陽性が判明した時点での症状に基づいて数えている。1月については、無症状や軽症の人で容体が悪化し、重症になった事例は報告されていないという。
厚労省は現在の集計とは別に、医師による死亡診断書を基にした「人口動態統計」で、より正確なコロナの死者数を出しているが、集計には数か月を要する。
県感染症対策センター(県CDC)の関係者は「現状の死者数は、オミクロン株が主流の今の感染状況を表す指標としてはミスリードになる可能性がある。厚労省に問題点を伝えようと考えている」と話す。 (以下略)
-------(引用ここまで)----------------------------------------------
「死因は何であれPCR検査で陽性と出たらコロナ死として数える」という
コロナ死水増しのためのデタラメを厚労省が通達しているから、
こういうおかしなことが起きるのです。
もっとも、これは厚労省の発案ではなく、米CDCからの指示でしょう。
実際のコロナ死は、公式発表の数パーセントであり、季節性インフルエンザと
大して変わりません。
(関連情報)
「新型コロナ陽性者は死因を問わずコロナ死亡者数とするよう、厚労省が水増しを指示していた」
(拙稿 2022/1/26)」
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/380.html
「コロナパンデミックは存在しない CDC『コロナの直接死は6%』 (sakurako21)」
(拙稿 2021/11/4)
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/635.html
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