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地方で駅前や百貨店跡地にタワマンが増殖するワケ 一戸建てからの住み替えも 話題の焦点
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2023/03/05 日刊ゲンダイ
JR前橋駅前では再開発が進んでいる
東京、大阪、名古屋の3大都市圏や「札仙広福」などの政令指定都市(人口50万人以上)のみならず、中核都市(人口20万人以上)でも今やタワーマンションを見ないエリアは少なくなっている。
近年、群馬県の県庁所在地、JR前橋駅前再開発に伴い建築中の27階建て「ブリリアタワー前橋」(2023年10月竣工予定)が発表された際、1億円超えの住戸が大きな話題になったのは記憶に新しい。
「前橋の時もそうでしたが、埼玉・所沢でタワマンの建築が発表された際、『所沢でタワマンなんて』と否定的な声もあがりました。ところが億ションが比較的早く売れ、所沢が住みたい街トップ30にランクインするなど、意外な人気に驚きました。今では旭川、新潟、いわき、水戸、福井、岐阜など、全国的にタワマン建設が進んでいます」(不動産ディベロッパー社員)
新潟の苗場や越後湯沢など、以前からリゾート型のタワマンは存在していたが、今は官民の事情や地元住民のニーズが合致した結果、タワマンは増え続けているという。
「地方で最近多いのが駅前再開発の一環で、駅周辺の密集した店舗や住宅などを整理し、高層マンションに建て替える再開発プロジェクトです。その他、老朽化した駅ビルや周辺の廃業した百貨店跡地でも同様のプロジェクトが見られます」(不動産アナリスト・長谷川高氏)
薄れる一戸建て信仰
こうした再開発は将来の人口減少を見据え、行政機能などのインフラの集約を行うコンパクトシティーの思惑にも合致。住民側の一戸建て信仰も薄れつつあるという。
「地方でも利便性や防犯の観点からマンション需要は少なからず存在します。病院や商業施設などが集約されている中心地のマンションなら、雪かきや草取りいらず、ゴミ捨ても24時間対応です。医師や公務員など、地元富裕層が一戸建てから住み替えるケースが多いようです」(長谷川高氏)
都市部のようにタワマンが大量供給されることがないため、駅前タワマンなどは特にランドマーク性から希少価値が高く、人気があるという。
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