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日経平均株価どこまで下がる? “遠くの戦争は買い”通じず「市場は異次元に突入」と評論家
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/302237
2022/03/08 日刊ゲンダイ
2万5000円割れも目前(C)日刊ゲンダイ
個人投資家が悲鳴を上げている。ロシアのウクライナ侵攻後、乱高下している日経平均株価は、7日も大幅下落。一時、下げ幅は前週末比979円安に達し、終値は764円06銭安の2万5221円41銭だった。2万5000円割れも目前である。
日経平均株価は、ロシアがウクライナに侵攻した2月24日以降、1200円以上も下げている。今年に入ってからは3500円の下落である。
株価が下落した直接の原因は、原油が高騰したことだ。アメリカのブリンケン国務長官が、ロシア産原油の輸出禁止の可能性を口にしたことで米国産標準油種(WTI)が1バレル=130ドルを突破。ロシアの侵攻前と比べ、40ドル近くも上昇した。原油価格の高騰が日本企業の収益を圧迫し、家計を直撃すると嫌気され、朝方から売りが殺到。日銀が“買い”に入ったが、下落を止められなかった。
アベノミクス以降、日本の株価は“官製相場”によって実力以上に高く維持されてきたが、ウクライナ危機によって、無理を重ねてきた高値維持は不可能になりはじめている。この先、株価はどうなるのか。底値はいくらなのか。
当面の底値は2万3300円 |
「いま市場には“買い材料”が見当たらない。原油はさらに高騰する可能性が高く、しかも長期化しそうです。さらに、インフレを抑制するために、アメリカが金利を引き上げていくのは確定的です。金利が上昇すれば景気を冷やし、株価も下落してしまう。日経平均の当面の底値は、株価チャート的には2万3300円あたりです。日経平均株価は、2020年11月から上昇相場に入った。そのスタート地点が2万3300円なのです。その次の抵抗ラインは2万円でしょう。もし、2万円を割ると底値が見えなくなります」(大手証券マン)
経済評論家の斎藤満氏はこう言う。
「もはや株式市場は、過去の経験則が通じないと考えた方がいいと思う。市場では『遠くの戦争は買いだ』などと能天気な声もあったが、あっさり裏切られています。世界は新しい局面に突入したと考えた方がいいでしょう。なにしろ、プーチン大統領は核兵器の使用までにおわせています。それに対して国際社会はロシアを包囲し、経済制裁を科している。ルーブルが紙くずになってもおかしくない。決定的なのは、終わりが見えないことです」
株式市場は異次元に突入している。うかつに手を出すと個人投資家はヤケドする恐れがある。
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