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ホンダ、最も困難な選択「エンジン全廃」の裏にEVでの勝利の確信…第二の創業へ(Business Journal)
http://www.asyura2.com/21/hasan135/msg/572.html
投稿者 赤かぶ 日時 2021 年 10 月 28 日 11:10:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

ホンダ、最も困難な選択「エンジン全廃」の裏にEVでの勝利の確信…第二の創業へ
https://biz-journal.jp/2021/10/post_258977.html
2021.10.27 05:40 文=舘内端/自動車評論家 Business Journal


ホンダのサイトより

■脱エンジン 第二創業ホンダの命運を占う

 エンジン技術の頂点、F1を何度も制覇し、エンジン技術で世界を席巻してきたホンダがエンジンをやめる。世界一のエンジン・メーカー、ホンダは本当にエンジンと別れられるのか。

 今後のホンダを探るには、「勝負には必ず勝つ」という勝負師の姿と、常に「もっとも厳しい競争に挑む」というチャレンジャーの姿と、「世界初にして世界最高をめざす」というプライドの高さを知らなければならない。それらが脱エンジンのその後のホンダの牽引力だからだ。

■勝負には必ず勝つ

 ホンダは長らく社運を賭けて強敵と闘い、そして栄光に包まれたF1から撤退する。理由は、「勝てそうもない」からか? そうではない。今期のホンダは、F1のチャンピオン・エンジンのタイトル奪取が濃厚である。勝負には必ず勝ってきたホンダである。メルセデスからチャンピオンの座を奪い取るに違いない。

 かつてホンダは、F1の貴公子セナ、そして勝負師のプロストという2人の天才ドライバー擁し、さらに名門チーム、マクラーレンと組んで連戦連勝を重ね、何度も世界チャンピオンに輝いた。今回の挑戦はそうした過去の栄光を追ったのか、最初はマクラーレンチームと組んだ。

 それが誤算だった。まったく勝てず、手痛い失敗を重ねた。しかし、チームをレッドブルに替えるや、またたくまに優勝。常勝メルセデスのハミルトンを寄せ付けず、タイトル奪取に向けて走り続けている。ホンダは勝負には必ず勝つ。それが流儀だ。

 こうした勝負魂が培われたのは、ホンダの屋台骨になっている二輪の世界であった。失敗を重ねながらも二輪の世界GPを席巻した。世界一厳しいコースといわれるマン島(英国)のTTレースも制した。

 その勢いをかって、まだ軽自動車しかつくっていなかったにもかかわらず国内メーカーとして初めてF1 GPにチャレンジした(1964年)。そしてわずか2年目の65年の最終戦、メキシコGPで経験豊富なヨーロッパ勢を尻目に優勝した。バイクのエンジンを横に12基並べた「横置きV型12気筒エンジン」という大胆な技術での優勝だった。二輪GPで鍛えた技術であった。

 勝負には必ず勝つというホンダ・スピリットである。

■環境技術でも勝つ

 自動車の性能は、走る性能と扱いやすさの性能でほぼ決まる。ここに「環境性能」が加わったのは、自動車の誕生から半世紀ほどたってからであった。

 自動車が急激に増えた米国の都市では、戦前から排ガスによる大気汚染が問題になっていた。とくにカリフォルニア州では1943年にはスモッグが発生し、「ロサンゼルス・スモッグ」と呼ばれるようになっていた。ペンシルバニア州では、1948年に発生したスモッグによって20人が死亡したといわれる。

 やがてスモッグと自動車排ガスの関係が認識されるようになり、1959年に自動車排ガスに規制が設けられるようになり、1965年にエドモンド・マスキー上院議員(民主党)を中心とした排ガス規制法が提出された。しかし、自動車業界とニクソン政権(共和党)の執拗な攻撃を受け成立が危ぶまれた。

 しかも、フォードは「どんな巨額の資金を投じようとも、マスキー法をクリアする自動車は1975年1月1日までに開発できない」と議会に訴えるまでになっていた。マスキー法は1974年春には施行される予定であったにもかかわらずだ。

 しかし、数ある世界の自動車メーカーでただ1社、ホンダは違った。「わが社は環境技術(のレース)でも勝つ」と宣言し、その技術である「CVCCエンジン」を発表したのだった(1973年)。ホンダは世界でもっとも厳しいマスキー法と呼ばれた排ガス規制を、名だたる名門自動車メーカーを差しおいてクリアしてみせた。環境技術の開発という勝負でも、やるからには勝つのであった。

 CVCCエンジンを積んだシビックを1973年に国内で発売、1974年に米国で審査に通り、75年から米国に輸出を始めた。ちなみにこの時のCVCC認定の担当者が、のちに社長になる福井威夫であった。

■エンジンを捨てて勝つ

 広報資料によれば、ホンダの三部敏宏社長は、今を「第二創業期」だという。創業者は本田宗一郎である。彼はエンジン技術者であった。たゆまずエンジンを改良することで、今日のホンダをつくった。エンジン(技術)でホンダをつくり、成長させた。これが創業第一期である。

 だが、同じエンジン技術者である三部社長は違う。「10年、20年、30年のスパンで考えると、エンジンではホンダは立ち行かない」という。それは、「エンジン技術者だからわかる」ことだという。とことんかかわった分野であれば、その可能性と限界は、はっきりとわかるものなのだろう。

 伝統のエンジンでは立ち行かないのであれば、ホンダは変わらざるを得ない。とすれば、「今が改革の絶好のチャンスだ」。そして「エンジンを捨てることで、ホンダの未来を拓こう」と決意したという。第二創業期の始まりである。

 何かを手に入れて勝つ勝負もあれば、もっとも大切なものを捨てて勝つ勝負もある。後者は捨てることで退路を断ち、決意を新たに、しかも強固なものにする戦法である。追い込まれると「窮鼠、猫を嚙む」のだ。

■とことん議論して、考え抜いて

 今、自動車メーカーを襲っている嵐は、1886年に自動車が誕生して初めて遭遇する、とてつもないハリケーンである。2050年の脱炭素は、対立国、友好国の区別もなければ、どんな人種も、どんな年齢の人も、地球人はすべて従わなければならない約束である。

 世界で排出される二酸化炭素(CO2)の20%を占める自動車は、変わらなければならない。そして、それが可能なのは2050年までのスパンではEV(電気自動車)である。HEV(ハイブリッド車)含めて、三部社長も言うようにエンジンでは無理である。ホンダにとってEVは、第一創業期を成長に導いたかつてのCVCCなのだ。

 つまり、世界の自動車メーカーは、生き残りたければエンジンを捨てるしかない。しかし、エンジンを捨てれば半分近い技術者と労働者と協力企業、部品メーカーを失うことになる。行くも地獄、とどまるのも地獄である。この危機的状況を全社員が共有しなければ、難局は乗り越えられない。では、どうする? 三部社長の答えは「エンジンを捨てる」ことであった。当然、社内は賛否両論が渦巻いたという。社員が危機的状況を共有し始めた。

 ホンダには、「わいがや」という議論のやり方があると聞く。関係部署のメンバーが集まり、無礼講で言いたいことを、言いたい放題、言い合うのである。「とことん議論して、考え抜いて、よりよいものを生み出そうというホンダの企業風土」であり、ホンダの原点だと三部社長は言う。

 ホンダイズムに基づけば、おそらく議論の結果は、「世界初、世界一をめざし」「必ず勝負に勝って、達成感を味わう」というものではないだろうか。ホンダは、たとえばHEVといった既得権にしがみついたり、これまでの延長上でものを考えたりしない。楽な道を選んでいては、達成感は得られないからだ。達成感は、「もっとも厳しい闘いに勝つ」ことでしか得られない。それはHEVも含めてエンジンをやめることなのだ。

■三部社長のめざすホンダ

 まず考えるのは「ホンダが企業として持続できるようにするには、どうすればよいか」だという。少なくとも80年代は、その終わりにバブル経済が訪れたこともあり、企業の存続が難しかったことはない。それよりも、どうすればより成長できるだろうかが問われた。決して企業にとって困難な時代ではなかった。

 しかし、資本主義が行き詰まったともいわれる現代は、地理的な市場の拡大は望めず、多くの先進国では「ロスト欲望社会」(橋本努北大教授)ともいわれるように、市民の多くから欲望が消えかかっている。自動車に関していえば、先進国ではこれ以上、自動車に欲望することはないだろう。それでも自動車への欲望を駆り立てるべく、「自動運転」やら「つながるクルマ」やらの新技術が用意されているが、果たしてマーケットは動くだろうか。

 そうした行き詰まりの時代でホンダを持続させるには、「目先ではなく将来への種まきが必要だ」と三部社長はいう。だが、ホンダにはすでに用意がある。それらが、大きくなるビジネス用ジェット機であり、ロケットビジネスへの参加であり、すでに参入しているボートビジネスの拡大であり、アシモに代表されるロボットビジネスなのではないだろうか。そして、つい先日、発表された中国におけるホンダ・ブランドの新型EV、e:Nシリーズの展開である。

 このような新しいビジネスの展開が整ったから、ホンダは脱エンジンを宣言したに違いない。ホンダは「勝負に勝つ」ためにEVにシフトするのであり、その準備は整ったということだ。

(文=舘内端/自動車評論家)

●舘内端/自動車評論家

1947年、群馬県に生まれる。

日本大学理工学部卒業。

東大宇宙航空研究所勤務の後、レーシングカーの設計に携わる。

現在は、テクノロジーと文化の両面から車を論じることができる自動車評論家として活躍。「ビジネスジャーナル(web)」等、連載多数。

94年に市民団体の日本EVクラブを設立。エコカーの普及を図る。その活動に対して、98年に環境大臣から表彰を受ける。

2009年にミラEV(日本EVクラブ製作)で東京〜大阪555.6kmを途中無充電で走行。電気自動車1充電航続距離世界最長記録を達成した(ギネス世界記録認定)。

10年5月、ミラEVにて1充電航続距離1003.184kmを走行(テストコース)、世界記録を更新した(ギネス世界記録認定)。

EVに25年関わった経験を持つ唯一人の自動車評論家。著書「トヨタの危機」宝島社 「すべての自動車人へ」双葉社 「800馬力のエコロジー」ソニー・マガジンズ

23年度から山形の「電動モビリティシステム専門職大学」(新設予定)の准教授として就任予定。
 

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コメント
1. 赤かぶ[154080] kNSCqYLU 2021年10月28日 11:11:52 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[52841] 報告

2. 赤かぶ[154081] kNSCqYLU 2021年10月28日 11:13:20 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[52842] 報告

3. 赤かぶ[154082] kNSCqYLU 2021年10月28日 11:14:21 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[52843] 報告

4. 2021年10月28日 22:37:47 : ckWLXrMnrI : amhRNS50Zy5wNTI=[3] 報告
全部EVになったら電気足りなくなる。
山切り開いてソーラー増やして土砂崩れだらけになる?
寒い日にバッテリーあがりが怖くて暖房を使えない車なんて嫌だ。
充電スタンドにはカフェがないと待ちくたびれる。
コーヒーのコストも燃料費。
そんな未来が来るわけないよ。
東芝が原発に賭けて終わった。
シャープも国内生産に賭けて終わった。
ホンダもおしまいだと思うよ。
俺だったら世界中のエンジンサプライヤーを目指すよ。
エンジン開発をおろそかにしている他社にエンジンを供給する。
その方がライバルが少ないもん。
安物の中華低性能EVとガチンコバトルなんて地獄だろ。
5. 2021年10月29日 01:02:16 : FxuKEv16u2 : bm9BTkVWcGVQbDI=[86] 報告
EVは過大評価され過ぎ。その欠点の多くは未だに全く解決されていない。それにその電気を作るのには炭化水素つまり大量の化石燃料が必要。樹木を大量に伐採するのは環境面でマイナス。

原発には未来がないし。

6. 2021年10月29日 04:47:48 : xJbz8F86rg : aVNZN0sucHlsVXM=[147] 報告
全車EVにすると、自社だけでなく、日本全体の協力が不可欠。充電対応駐車場と将来的には全自動対応道路。電気税。スタンド廃業。石油利用の転換。協力不可だと不可能なので、全車UFOで良いと思う。そういうと、ふざけるなと言われそうだが、ふざけてるのは、あんたたちだよホンダさん。
7. 楽老[2475] inmYVg 2021年10月29日 13:35:44 : vtlllF4tnc : NTdHbHJid2l2WVE=[445] 報告
【全部EVになったら電気足りなくなる】

これは完全なプロパガンダです。
リニア新幹線をこのまま続ければ別ですが
人口減少化社会で、大規模な電源開発は不要です。
その意味では大規模ソーラも禁止すべき

必要なのは発送電の完全分離による送電網の強靭化と
9電力の相互融通性
風力やソーラの電力が送電線が空いていないと接続拒否されることが有りますが
先発の遊休化力や原発のために無駄に空けているためです。
再エネの不安定性に対しては、蓄電技術の進歩により解消可能です。

今、世界では中古EVから出てくる中古のバッテリーの争奪戦となっています。
移動体用電池としてはNGでも静置用なら十分使えるからです。
既に100万キロワット級の蓄電力のある変電所さえできています。
原発のための揚水発電所と比較すると何と安価なことか。

自働車性能として内燃機関でなければならない理由は存在しません。
EV化すれば圧倒的に便利になります。
オートクラッチも不要
ワンペダル走行も当たり前となる
コネクテッドカーとして移動事務所にもなる。

GSインフラはこれからどんどん減少する(既に最盛期の60%以下となっている)
充電インフラはドンドン充実するだろう。
家庭充電が普及すれば圧倒的に便利になり、停電時の補助電源にも

ホンダが成功するかどうかは不明だが、トヨタが出遅れているのは確かだろう。

    

8. 2021年10月29日 16:12:31 : t0qmVClvZk : TkZNaVgxSEhkSHc=[5] 報告
>>4
全部電気になってもせいぜい2%とか増えるだけやで?
実際は燃料運ぶのに使うエネルギーも減るからもちっと減るかも。
9. 2021年10月29日 18:01:10 : zxwgdn1rZI : azB0emtRQ0pvZEE=[44] 報告
EVは基本的に単純なメカニズムで動くから、自動車をスマホと同じにする。量産と機能向上を国策でやれた企業こそ勝利をつかむのだ。
10. 2021年10月29日 19:58:48 : pNlPCkSbrE : UHFWeXlvcDg5aEk=[759] 報告
>>5

原発復活を目指す原子力産業が裏で暗躍してると思うわ。

11. 命を大切に思う者[5539] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2021年10月29日 21:08:29 : LB9DG4mcOw : aUlKdkVwVDVsSEk=[165] 報告
成功するかは、充電ステーションの普及次第でしょうね。 
12. 2021年10月30日 06:06:27 : yQZx8IqFTs : V29sakE0aHJiUk0=[334] 報告
自動車メーカーにとっては今が最大の試練。

EVに全面シフトしても大変な困難が待ち受けるが、中途半端は一番よくない。

10年〜20年後には自動車業界の勢力図は大きく変わっているだろう。

13. 2021年10月30日 07:41:44 : 1HjAtRuwJc : THJ0UXM4L2F2V2s=[18] 報告
電気が足りなくなるかどうか試算は分からない。EVには課題しか無いというのは事実。
ただ直感的には>>4は正しい。EVなど対して普及していない今でさえ電気の節約云々を電力会社が呼びかけているじゃん?ていう話。だから普通に考えれば>>4の言うとおり電気が足りなくなるのは事実としてあるのだと。
>>7に聞きたいけど航続距離の問題や電池に使われるレアアースの環境破壊の問題、メガソーラーに見られる森林破壊の問題はどう思っているの?
14. 2021年10月30日 07:50:17 : zxwgdn1rZI : azB0emtRQ0pvZEE=[48] 報告
自動車のEV化はバラ色ではない。経済が高コスト化することは確かだ。豊かな未来より、高コストで苦しみ未来が来る。低賃金の労働で作れる仕組みができれば、日本の自動車部品の工場が消えるかもしれない。
15. 楽老[2478] inmYVg 2021年10月30日 09:42:04 : vtlllF4tnc : NTdHbHJid2l2WVE=[448] 報告
>13. THJ0UXM4L2F2V2s:【>>7に聞きたいけど】

【今でさえ電気の節約云々を電力会社が呼びかけ】
(7)でも触れましたが、9電力の融通できない状況を温存しているからにすぎません。
原発を再稼働させたいがための悪乗りの脅迫宣伝です。
東電、関電がどれだけ遊休火力を持っているか
どれだけ水力発電のメンテナンスをせずに放置しているか

【EVの航続距離の問題】
冷静に考えてください。いわゆる街乗りの平均は26q/日です。
広大な米国車社会で何故テスラがトヨタ越えの大企業に成長したのか
圧倒的にガソリン代が日本より安いのに
充電インフラは確かに課題ではありますが、遥かに困難な水素インフラをも進めようとしているしているではありませんか。
EVに背を向けているかのようなトヨタが航続距離500km/回(bZ4X)を発表しています。
私のオンボロ車は満タンで300qです。

【電池に使われるレアアースの環境破壊】
EVと直接の関係はありません。電気電子革命の爆発的進展に伴うもので、開発と環境破壊という観点から考えるべきです。
さらに、各社レアアース代替を研究しています。
電池ではなく電気二重層コンデンサ―の発展も見逃せません。

【メガソーラ】
これは絶対に禁止すべきです。(7)でも述べました。
ソーラの補助金政策は即刻廃止すべきです。
補助金が無ければメガソーラは無くなります。
今現在は結果として中国韓国のメーカーに対する補助金となってしまっています。
〈今だけ、金だけ、自分だけ〉の利権政治のためこんな形になりました。
それよりも、既に作ってしまったメガソーラの劣化による放棄問題が深刻となるでしょう。

(7)でも言いましたが
必要なのは9電力の相互融通です。(東電、関電、九電の抵抗が大きい)
このためには電力貯蔵技術の確立です。
いろいろなものが研究されています。
この技術の進展が無ければ水素化社会なんて決して訪れません。
一番安価で手っ取り早いのはEV電池のリユースなのです。
LIBの次の次世代電池が発明されるまでの過渡期にはピッタリです。
スマホや携帯の都市鉱山は口先だけで実態が伴わない。
なぜなら散逸してしまっているからです。
EV電池はその点事業者から事業者へと非常に有利です。

わたしは学生時代に鉛蓄電池の解体アルバイトをしていました。
知らないうちに希硫酸の飛沫を被って洗濯したら穴あきだらけにと言う経験もしました。
EV電池は解体することなく、そのまま次の事業者手で再利用される可能性が高いのです。
さらにその次も、集約利用されているため、本物の都市鉱山となります。

このためには発電業者による送配電網の独占を開放しなければなりません。
原発のために送電線を空けておくなんて馬鹿なことは許してはならないのです。

選挙に行こう。

    

16. 2021年10月30日 12:39:43 : fKkQda7Cxw : a01WR1RYQWZoY00=[1525] 報告
炭酸ガス対策でLNGにシフトしているようだが、LNGが温室効果ガスそのもの
掘削時に漏れ出るのを防ぐのはほぼ不可能といえる。

温暖化に関しては既に万策尽きている、
好きなようにしたまえ、人類が扱える問題ではない。
牛のげっぷを問題にするなど噴飯ものだ。

17. 2021年10月30日 14:25:46 : fKkQda7Cxw : a01WR1RYQWZoY00=[1526] 報告
アナログ時計しかなかった時代にデジタル時計を見てすぐにこれが将来の
標準でとても安くできるようになるだろうと予想できた。
それでも安くなるには何年も何年もかかった、結局百均にあるが。

残念ながら電気自動車にはそんな予感は感じない、どちらかというと
核融合原子炉による発電に似た印象を覚える、ホンダの感覚は大丈夫だろうか。

18. 2021年10月31日 08:26:49 : Askq0YLCxI : Qmp1Y3Rla1c0Vlk=[1033] 報告

人間は動く物が本能的に好きなので、車所有の罪悪感が薄くなる。馬車の時代は馬を

盗むと縛り首になるぐらいの価値判断があった。

しかし、車は製造では大量の鋼材資源と大量のエネルギーを使用し、製品化したらガ

ソリンにしても電気にしてもエネルギーを消費し、ガソリンはCO2を排出する。ラ

イフサイクルが来ると廃材化に大量のエネルギーを使用し、大量のシュレッダーダス

トを排出して環境汚染の主役に躍り出る。世界に14−15億台あるそうだ。質量に

換算するとどうなるかね? 利便性を除くと地球寿命を短くする主犯的な製品だ、と

言う意識を持たないとダメだね。

今の若い人は所得の面から車を敬遠し、電車で行くしかない渋谷・新宿にたむろす

る。環境・省エネに配慮した人種とも言える。

19. 2021年11月02日 08:02:54 : InWrwtRpfc : aTVwWmVZcHlrT0k=[11] 報告
>>7
人間が減るからな
日本の定員を削減する政治をしてたのが自民党だ
ただでさえ狭い国土に、原発を山のように建造し、自民党が政権を失うや否や原発をメルトダウンさせて一つの県を消滅させた
その自民党に票を入れる奴が居ること自体が、この国に未来が無い証拠だな

日本国民には、既に「死ぬか逃げるか」しか選択の余地がない
出来る限り多くの人が気づくべきだし、若い人たちは、例え目を瞑っても現実は変わらないことを知るべきだと思うけどね
まあ、否応なしに人が大量に死ぬだろう・・・馬鹿から順に死んでくれれば、まだ救い様はあるのだがな

20. 2021年11月02日 13:19:51 : Hi3gcgZTWU : VWNaa3I5b0RRLlE=[51] 報告
EVは、排気ガスねつ造で技術開発をさぼった、欧米が
もう日本勢のHVに絶望的に勝てないので、

作りだした、プロパガンダ、

騙されたら、いけません。どんなに考えても、EVは糞車です。

あと10年もすれば欧米は知れっとガソリンに回帰します。
その時間稼ぎの為に、マスコミを使って、日本のEV遅れを叩いています。

ここは、困ったふりして、高みの見物
貴重な内燃技術者の安易なリストラは、敵の思うつぼです。

マスコミはお金の奴隷、信じたら騙されます。

ホンダが本気で内燃機関の開発をやめたら、株を売っても良いでしょう。
その時はホンダを見捨てる時です。

21. 2021年11月03日 01:19:55 : 1HjAtRuwJc : THJ0UXM4L2F2V2s=[23] 報告
>>15
どう考えてもそっちの方がプロパガンダにしか思えない。
まあ加えてポジショントークの恐れもある。

全てに突っ込みを入れるとキリがないが特に
>【EVの航続距離の問題】
冷静に考えてください。いわゆる街乗りの平均は26q/日です。
広大な米国車社会で何故テスラがトヨタ越えの大企業に成長したのか

洗脳されているか、バカとしか言い様がない。
テスラの実態を知らないのか?
テスラなんぞがトヨタを超えたことは一回も無いし、これからも無いだろう。
米国は広大だ。EVが強制なんぞされたら米国が滅ぶと言ってもいいだろう。
少なくとも19世紀の文明レベルに後退するだろう。
少し前だが、カリフォルニア知事がリコール云々は間違いなく、この温暖化詐欺に起因するガソリン車販売禁止によるものだと考えている。

22. 楽老[2500] inmYVg 2021年11月03日 22:09:32 : vtlllF4tnc : NTdHbHJid2l2WVE=[470] 報告
>>21

少しは反論しておくれよ。
トンデモナイお馬鹿コメントだけでなく。

>21.:テスラの実態を知らないのか?

時価総額がトヨタを超えていることは知ってる。
テスラの大型トラックが大陸横断に成功していることも。
貴君の知っているテスラの実態を教えてくださいナ。

欧州が日本のエンジン技術に回復不能なまでの後れを取ったことも事実だ。
中国が自働車エンジンで日本には追い付けないと自覚もしているだろう。
だからEVに舵を切ったのだ。
それが生き残る道だから。
SDGsも欧州発の詐欺ともいえる政治活動だ
しかし国際金融資本がこの両方を推進して日本が太刀打ちできるとでも❓

中国のエンジンが日本に追いつけない訳ではない。
月に有人ロケットを飛ばして回収できる国なのだから。
エンジンで追いかけるよりもEV化する方がはるかに得策だからということなのだよ。

それとも、7.15.のコメントに具体的に反論して見るかい。
没落しつつある日本に居て他国のことを心配し、EV化を強制すれば米国が滅ぶなどと頓珍漢なことを言わずにサァ
強制なんかしなくてもEV化は進むのだよ。

このままGS減少が進むとインフラが崩壊するのだよ。
GS数は最盛期の半分に落ち込んでしまっている。
こんな実態も知っているのかい。

もう少し大人の判断力を持ちなさいね。

    

23. 了徹[360] l7mTTw 2021年11月05日 06:00:36 : FfN8KjKMDU : Q09KSGJMSU9UR1k=[1] 報告
このスレでの楽老さんのコメには、一々感嘆するばかりだ。とても現実的だし、視野も広いと。
ホンダは賢いね。

まあ抑多くの人間が「母なる地球」をナメ過ぎているんだよな。

「母」という概念は、母なる地球であれ宇宙であれ「無限、無尽蔵」と一致する。

であるので、人類を含めた地球生物の活動(反生物であるウィルス含め)なんら制限を課してはいない。好きなだけ多様性を発達させ、好きなだけ満足に生きて死んでいくと言う自然の摂理の中で存在し続ければいい。それだけ。

自由の中で充足し、幸福感を実感しながら生を全うしてくれればと願うだけ。
本来母が子供に願うこととは、普通それだけじゃないか人間と言えど。

母なる宇宙乃至地球にとって、最も大きな敵(実はそれ自体が罪そのもの)は、丸で正しいことのように語られてはいるが「罪悪感」なのだ。

寧ろ人類が葛藤を経つつ宇宙や地球に於いて愛もエネルギーも無尽蔵だとさえ悟ってくれれば。

何故ならそこに欠乏などない、という理解が生じれば、つまり強迫観念(やそこに付随する罪悪感…無論自身の間違いを認識したら即是正できる柔軟性は必要だが)さえなければ、無駄な報復感情増してや他者や環境(自然)に対する搾取など、一切生じ得ないからだ。

そして限りない(自他及び自然環境への)優しさも湧き出してくる。

そして、自他の幸福に繋がる知恵や技術のみが発達し、無駄に力を使ったり無理に改竄や誤魔化すしかないようなものは勝手に淘汰される。
しかしあなたが「罪悪感」からくる誤魔化しそのものを生きてしまっていたら、あなたそのものが淘汰される結果になってしまうかも知れないが。

罪悪感の悪連鎖が齎した「反地球反宇宙的」なものは、そこに「環境の為、健康の為」などという枕詞がついてきても無駄で下らないと思うし常々反対だが😏

故に当方は反原発、反緊縮財政、反欧米コロナワクチン派だ。

要はハンカチ王子ならぬ反ケチ反搾取おばさんです笑

24. 楽老[2507] inmYVg 2021年11月05日 12:31:22 : vtlllF4tnc : NTdHbHJid2l2WVE=[477] 報告
>>23. 了徹  さん

過分なお褒め、恐縮します。

>23.:好きなだけ多様性を発達させ、好きなだけ満足に生きて死んでいくと言う自然の摂理の中で存在し続ければいい。それだけ。

痛く同意します。
根本はそうなんです。CO2が増えようが減ろうが、酷暑になろうがアイスボールになろうが地球にとっては全く関係ないことです。

人類のためのSDGsを真剣に考えるなら
人類削減計画、毒チンこそが正しい政策です(大笑い)

>23.:母なる宇宙乃至地球にとって、最も大きな敵(実はそれ自体が罪そのもの)は、丸で正しいことのように語られてはいるが「罪悪感」なのだ。

これについては難しすぎて私にはよくわかりませんが
エネルギー源の変遷が
自然火(山火事、落雷)からのもらい火→薪炭→石炭→石油→天然ガス→?
いずれも昔ローマクラブが警告した資源の枯渇ではなく、安価なモノへ、使い易いモノへと
原子力は人為的な異端児です。
自然エネ再エネも現状では異端児のように思いますが、原子力と異なって、人類が制御可能だろうと思います。

このスレにある
ホンダがどうの、EVだ、やれエンジンだは枝葉末節の話です。
電気電子革命が本物の産業革命かどうかと云うこと
私は産業革命ととらえて、EVや5Gに日本は徹底的に遅れている。日本没落の象徴だと。

トヨタとテスラの関係について別の産業の例から
PGのパンパースが世界を席巻していた時代
チャームは紙おむつに進出するときに、同じことをして追いかけたのでは規模でも生産性でも勝てない。
先発メーカーの牙城を潰すには牙城そのものがデメリットとなるような方策をと考えたそうです。
世界各国に工場を持ち統一した合理化ラインで製造するパンパースに勝つために、新しい製造ラインを、これがパンツタイプの紙おむつだったのです。
マスクでも同じです。
ガーゼマスクや3段プリーツの不織布マスクではなく、立体マスクを打ち出した。
当時マスク屋に立体マスクがなかったわけではありません。
あんなカラス天狗のようなモノと背を向けていたのです。

巨大企業が必ず強いわけではない。
トヨタは4万社に上る下請け企業を抱え、EV化に舵を切ることが難しいのです。

EV化は遠い先の話だったのに、最高水準のHV技術をトヨタが特許で独占したことも、他社がEV化に拍車をかけた。これも強みが弱みとなった例です。

    

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