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“リアル半沢”改革で三菱UFJ本店建て替え 特別顧問どこに? プロはこう見る 経済ニュースの核心
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/289795
2021/05/29 日刊ゲンダイ
三菱UFJ本店(C)日刊ゲンダイ
「リアル半沢」が動きだした。4月1日に三菱UFJ銀行頭取に就いた半沢淳一氏(56)は、銀行が所有する本館を数年かけて建て替え、「MUFG本館」とする。と同時に、大手町・丸の内地区に9棟ある拠点を集約し、銀行、証券、信託の業務に従事する社員1万9000人が効率的に働ける環境を整備することを決めた。
「本館は、その堅牢なつくりから“石の城”とも呼ばれている銀行の象徴的存在。リアル半沢改革は、その銀行本館をぶち壊すことからスタートする」(関係者)
この本店建て替えに伴い、密かな話題となっているのが平野信行特別顧問(69)など、数多く残る顧問たちがどの建物に入るのかだ。
三菱UFJが従来の相談役と顧問制度を見直し、任期が原則として最長6年で、経営に関与しない新たな「特別顧問制度」を導入したのは18年7月から。ガバナンス(企業統治)改革の一環で、金融界の慣行であった「頭取、社長経験者は終身で処遇する」という不文律が消えた。
新制度では特別顧問は全員が非常勤となり財界・社会貢献活動等を担う。名誉顧問の三木繁光氏(86)と行天豊雄氏(90)の2人が無報酬となる一方、残る特別顧問は職務に応じて年間2000万円を上限に支給。必要に応じて執務室、社用車、秘書を利用することができる。
話題の執務室については、「特別顧問制度が導入されるまで旧UFJ出身の相談役、顧問は、日本橋の旧東京銀行本店に執務室を置く一方、旧三菱銀行出身の相談役、顧問は、丸の内の本店9階に執務室を構えていたが、特別顧問制度の導入に伴い、隣接するJPタワーなどに移転した」(関係者)という。
これら改革を主導したのは平野氏で、いま東京駅前のJPのタワービル(KITTE)に入っている。「平野氏は新本店ができても、本店内には戻らず、JPタワービルに隣接する三菱ビルに部屋が用意される」(関係者)ようだ。
小林佳樹 金融ジャーナリスト
銀行・証券・保険業界などの金融界を40年近く取材するベテラン記者。政界・官界・民間企業のトライアングルを取材の基盤にしている。神出鬼没が身上で、親密な政治家からは「服部半蔵」と呼ばれている。本人はアカデミックな「マクロ経済」を論じたいのだが、周囲から期待されているのはディープな「裏話」であることに悩んで40年が経過してしまった。アナリスト崩れである。
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