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(回答先: 7回目の終了です(その卒業論文の34−2)・・『ADE(抗体依存性増強)は成立するかの、素朴な疑問』 投稿者 どう思われますか 日時 2021 年 8 月 30 日 09:52:12)
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@ ところで、『ADE(抗体依存性増強)の補足説明・・抗原の確認と抗体産生のメカニズム』に、ご興味をお持ちでしょうか。
第2本文の『ADE(抗体依存性増強)は成立するかの素朴な疑問』の補足説明を行ないますが、まあ、『知ってる人は誰でも知っている』程度の内容です。
A 抗原の確認と抗体産生のメカニズム。
(★以下は、「ある文献」の「読書感想文」で、私風に「アレンジ」しています)。
ア) 抗原の侵入を察知するメカニズム
『ウィルスに対抗するのは「リンパ球」の働きだが、抗原が存在しない時は、リンパ球は休眠状態に有る」そうだ。
休眠中のリンパ球が、抗原の侵入を察知するメカニズムは、「サイトカイン」という物質に有るそうだが、サイトカインは情報を伝達する高分子で、マクロファージとリンパ球との間で、あるいは、リンパ球同士の間で、情報を伝達しあっている」そうだ。
『このサイトカインの放出は、基本的なパターンでは、マクロファージが行い、体内に異物(抗原)が侵入して炎症が起きると、マクロファージが、その異物の性質を見分けて、異なった種類のサイトカインを放出する」そうだ。
これによって、
(サイトカインの内容によって)細菌性のものなら「顆粒球」が駆けつけて来るし、ウィルス性のものなら「リンパ球」が駆けつけて来るそうだ。だから、全てのリンパ球が出動するわけではない」そうだ。
さらに詳しく説明するなら、リンパ球でも、抗原の種類に対応する抗体を産生する種類のリンパ球だけが活動するのであって、別の抗原に対応するリンパ球は休止したままだ」そうだ。
イ) マクロファージの役割
『初めて侵入した「抗原」に対しては、マクロファージが保持している「主要組織適合抗原」(MHC)の溝に抗原を入れて、「その抗原」を提示して、これを「ヘルパーT細胞」が認識して、「B細胞」に伝達される。すると、B細胞がクローンを増やして「抗体」を出して「その抗原」と戦い、戦いが終わるとB細胞の一部が抗原を記憶して、再び休眠状態に戻る」そうだ。
ウ) 抗原とは何か
『異物(抗原)とは、ウィルス、非常に微細な微生物、細菌が出す毒素、消化酵素で分断された異種タンパク、空気中からの危険な微粒子、花粉、ダニの死骸が分解された粒子などの「広範なもの」を言う」そうだ。
B★私の解釈。
(上述したように)、マクロファージは、自分の「主要組織適合抗原」(MHC)で「抗原」(異物)を入念に「身体検査」を行ない、出動させるのが「顆粒球」なのか「リンパ球」なのか、また、リンパ球で有れば『どのリンパ球を出動させるのか』を的確に判断し指示していることです。
極端な表現をすると、
今回の「スパイク」に対しては、「ウィルスの来襲」と判断して「戦車」を出動させるのか、単なる「ゴミ」と判断して「ゴミ収集車」を出動させるかの違いになると言うことですが、「スパイクワクチン」は過去に経験が無いので、誰にも分からないかも知れません。
★ どう思われますか。
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