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(回答先: 包囲されたブレアは、サダム機関のために新しいテストをセットします(Independent Digital ) 投稿者 えっくす 日時 2003 年 3 月 12 日 21:37:39)
2003年03月12日(水)
イラク戦争回避、英が6項目提案意向 中間国へ妥協策
英外務省高官は12日、対イラク戦争を回避する条件として6項目を国連決議に盛り込む修正案を出す意向を明らかにした。国連安全保障理事会の中間6カ国を賛成に引き入れるための妥協策と見られる。
高官は、「フセイン大統領が大量破壊兵器を隠匿していたことを認め、廃棄することをテレビで宣言すること」と、「30人の科学者とその家族をキプロスに送り、国連査察官の質問に答える」ことなどをあげた。難航する決議案交渉の打開策としたい考えだ。
一方ここにきて、外交に最後の活路を求める英国と、武力行使を急ぐ米国との間の亀裂が目立ってきた。
ラムズフェルド米国務長官は11日、「英軍なしでも軍事行動をする」と発言。その後撤回したが、12日英メディアは「官邸は発言に衝撃と驚きを感じた」(BBCテレビ)など、一斉にこの発言を取り上げ、米英の足並みの乱れを指摘した。フーン英国防相は「発言は理論的な可能性を言及しただけ」と「亀裂」の火消しに追われている。
中間6カ国が45日延期の逆提案をして米英案に賛同しない可能性が出てきたうえ、仏だけでなくロシアも拒否権行使をちらつかせている。
このため英国は「今月17日」という修正決議案の期限を月末まで延長。6項目提案など妥協に向けた最後の外交努力を続けている。しかし米国は「今週決議採択」の線を譲らず、国連決議がなくても武力行使をすると明言。国連でも、英国を援護する積極姿勢はとっていない。
国連決議案をめぐる交渉はここ数日で大詰めを迎えるため、米国がどこまで英国の窮地を考慮して歩み寄るかが焦点になってきた。
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20030312/K0012200708079.html