現在地 HOME > 掲示板 > 戦争25 > 758.html ★阿修羅♪ |
|
本日(3・12)午前にNHK衛星1で放送された「ABCニュース」は、イラク占領後にイラク国内の治安維持を主目的とした“イラク新国軍”を早期に創設する準備を行っていると報じた。
米国政権は、膨大な量の「1ドル札」を用意し、イラク軍に属している下級兵士を“新国軍”兵士として雇用することを計画しているという。
★ 愚かなフセイン政権の時代を通じて、イラクでは国家の世俗主義と近代主義が浸透している。それは、宗教的価値観よりも国家的価値観を重視する人が増えていることを意味する。
ブッシュ政権も、正規戦は短期で終わっても、その後の占領支配で厳しい抵抗運動が展開されると予測しているだろう。
その過程で米軍兵士の犠牲者が増えれば、米国内で厭戦気分が広がることになる。
ブッシュ政権が今なおアフガニスタンで行っているアフガニスタン地元勢力を前面に立てた掃討作戦と同じことをイラクでも行おうとしているのである。
このような札びらでほっぺたをひっぱたいて自国兵士の楯に使おうとしている政策が、うまくいくかどうかがイラクのみならず中東全域の今後を決することになる。
フセイン大統領が“お仲間”でないのなら、そのような悲劇的推移を回避するため、イスラムの教えに基づき、ムスリム同胞を殺害する背信性や同胞的連帯や共同体より国家を重んじる考えの背教性を強く訴えて欲しいものだ。