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(回答先: ブレアさんは何故ここまで小ブッシュに忠誠を誓うのでしょうか? 投稿者 ミミズ 日時 2003 年 3 月 11 日 22:36:07)
英国と米国という国家レベルで大きな差がついているので、どうしてもブレア首相が格下に見られることになりますが、ブレア首相のほうがブッシュ大統領よりも格上かもしれないと思っています。
なんと言っても、英国は米国の旧宗主国です。
独立した後も、人脈そして資金的つながりは英国優位です。
米国のほうが“金持ち”といっても、国家が持っているわけではなく、企業や個人が持っています。
米国の“中央銀行”FRBも、英国系企業が多くの株式を保有しています。
米国企業といっても、たどって行き着いた株主は英国人がけっこうの割合を持っていたということもありえます。
ブレア首相が「小ブッシュのプードル犬」ではなく、小ブッシュ大統領が「ブレアの狂犬」なのかもしれません。
もちろん、ブレア首相も、「誰かのプードル犬」ですが...
> 私がこんなことを考えたのは、ブレアさんがローマ法王に会いに行った理由をあれ
>これ考えたからです。ローマ法王がイラク攻撃にOKする筈もないのに、ブレアさん
>は何のためにバチカンへ行ったのでしょうか。
>実はブレアさんは、ローマ法王に小ブッシュにイラク攻撃を思いとどまるよう説得し
>てもらおうとしたんじゃないでしょうか。この後すぐに法王の特使が小ブッシュのと
>ころに行きましたよね。 でも結局説得はなりませんでした。
私も、この期に及んでなんでローマ法王に会いに行ったのか理解に苦しんでいます。
わざわざ「イラク攻撃はいかん」というメッセージを世界に発信させるようなものです。
まさか、うぬぼれの強いブレア首相が、きちんと説明すれば理解が得られるはずだと思っていたわけではないでしょう。(もし、そうだったら、彼はある種の狂気に陥っているので首相としては危険な存在です)
私は勝手に、ローマ法王のことも尊重しているよというポーズであり、カソリックである奥さんにローマ法王を会わせたかっただけではないかと推測しています。
(ブレア首相は、奥さんと娘さんたちを引き連れてローマ法王に会っています)
> 最後に残された手段は、自分が徹底的に悪者になり、自分の政権を崩壊させること
>により、米国を孤立化させ、イラク攻撃の道を封じることのみ。
> 考えすぎでしょうね。
ブレア首相に最後に残された手段は、労働党右派と保守党との大連立を基礎にイラク攻撃(=中東戦略実行)に邁進することだけだと思っています。
ブレア政権がイラク攻撃から離脱する可能性もあると思っていましたが、この間の思いつめたブレア首相を見ている限り、その芽はないようです。
(最近のブレア首相は、石破防衛庁長官に似た雰囲気になってきています)