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(回答先: 人間の盾、日本人5人「爆撃あってもイラクに残る」 朝日新聞 投稿者 怪傑 日時 2003 年 3 月 08 日 22:05:50)
》 滋賀県出身のダンサー村岸由季子さん(31)は市内の浄水場にいる。6日夜、会議のため訪れたホテルで大使館員に退 避を求められたが、振り切って浄水場へ戻った。
悪夢繰り返さないで
イラクで人道支援 岡崎の柴田さん反戦呼び掛け
十二年前の悪夢を繰り返さないで−。緊張が高まるイラク情勢を、かつて湾岸 戦争直後にイラク入りし、人道支援活動に携わった岡崎市竜美南一丁目、塾講 師柴田久史さん(43)が、沈痛な思いで受け止めている。「戦争の実態を伝えた い」と同戦争後に現地で撮影してきた写真を多くの人に見てもらいたいと話してい る。
学生時代から世界各地で難民支援に取り組んできた。湾岸戦争が終結してか ら約一カ月後の一九九一年三月、民間非営利団体(NPO)「日本国際ボランティ アセンター」(JVC)のメンバーとして、イラク・バグダッドに足を踏み入れ断続的に 約二カ月間、現地に滞在した。
最初は建物が多く残っているのを見て「大したことはない」と思った。だが、それ は錯覚だった。水道やガス、電気のライフラインは壊滅状態。病院はカルテが管 理されているコンピューターや治療用の機器も動かず、暗やみの中で患者は寝ているだけ。 次々に亡くなる人々を見た。
「都市基盤を攻撃すれば、人を狙わなくても死に追いやることができる」と、近代都市戦争のす さまじさを痛感した。
柴田さんは「悲惨な現実を日本の人たちにも語り伝え、反戦の声を上げていきたい」と話してい る。問い合わせは、平日の午前九時−正午に「わんぱく寺子屋」事務局=電0564(53)5119 =へ。
http://homepage.mac.com/ehara_gen/jealous_gay/war_for_peace.html
また、つい最近日本に来日し「湾岸戦争を告発する東京公聴会」を開いた(同年9月 10日)アメリカの元司法長官ラムゼイ・クラーク氏は現在、ジョージ・ブッシュ大統領 を戦争犯罪者として被告に立て、1992年2月にオランダのハーグで「国際戦争犯罪 法廷」を開廷しようと目下調査活動を行っている。その告発状の内容は、この10月 に出版された『被告ジョージ・ブッシュ有罪』(ラムゼイ・クラーク著、日本国際法律家 協会訳、柏書房発行)に詳しいが、彼自身戦争の最中にイラクを訪れ、その実態を 克明に調査し無検閲のビデオテープなど裏づけとなる証言や証拠を数多く集めて いる。
彼によれば「今回の戦争は、多数のイラク民衆を故意に殺戮した国際犯罪」である という。女・子どもなど非戦闘員である15万から30万人もの民間人を意図的に虐殺 し、水道・通信・交通・発電などの民間施設や、さらには病院・住宅・学校・食糧貯蔵 庫・乳児のためのミルク工場など人びとの生活に欠かせない貴重な施設をもアメリ カ軍は無造作に爆撃した(国際法違反)。
http://www.labornetjp.org/NewsItem/200109KMU
湾岸戦争の時も米国は、テロリストを叩くという姿勢で、一般大衆の生命と生活 を奪った。バスラなどでは80万人の民衆が死傷した。イラクの水道システムを破壊し、水道汚染など を通して100万人のイラク人民を犠牲にした。
http://www1.jca.apc.org/aml/9804/8243.html
1 アメリカのイラク調査報告
アメリカの元司法長官ラムゼー・クラークを中心とした調査団が、湾岸戦争における被害を詳しく調査し、「Metal of Dishonor」(一九九七年発行)と表題した報告書を出している。
この報告書は、単に湾岸戦争での直接の被害についてだけでなく、アメリカの世界的核戦略の一環として湾岸戦争を捉えて、それに関連するあらゆる事件を調査しており、非常に価値が高く、二〇〇ページをはるかに超える膨大な量がある。それ故、その全部を紹介することは到底不可能なために、湾岸戦争に直接関連した項目のみを紹介するに留める。
(一)イラク国民の被害
湾岸戦争による被害の特徴として、戦闘行為による直接の被害についてだけでも、その規模の大きい事が驚かされる。マスコミの報道では、「ピンポイント攻撃」等と、あたかも一般人への被害はごく小さいように報道されていたが、実際は生活の基盤となる、電気施設、水道設備、マーケット、等の徹底した破壊であり、最も被害を被ったのは、一般人であった。