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(回答先: ブリクス委員長、査察「数カ月必要」 安保理外相級会合 [朝日] 投稿者 ファントムランチ 日時 2003 年 3 月 08 日 19:54:02)
2003-03-08-19:14
【ニューヨーク佐藤千矢子】国連安全保障理事会で対イラク武力行使容認決議案への態度を明らかにしていない「ミドル6」と呼ばれる中間派の理事国6カ国は7日、米英スペインが提出した修正決議案にもほとんど賛否を示さなかった。「武力行使容認派」(米、英、スペイン、ブルガリア)と「査察継続派」(仏、露、中、独、シリア)の深刻な対立に身動きが取れなくなっているためで、6カ国は苦悩を深めている。
メキシコ、チリ、アンゴラ、カメルーン、パキスタン、ギニアの中間派6カ国のうち、7日の安保理外相級協議で決議案への賛否をにじませたのはパキスタンだけだった。アクラム国連大使は「国際社会の平和と安全にとって切迫した脅威はない」と述べ、米英に距離を置いた。
他の5カ国の演説は旗色を鮮明にしない内容だった。AP通信は、アンゴラ、チリ両国は決議案採決で棄権するかもしれないと伝えている。
米英陣営が採択に必要な9票を確保するには、中間派のうち5カ国を取り込まなければならない。しかし、7日にフランスやドイツは激しい反対論を展開、米メディアは採択に悲観的な見方を伝えた。
ただし、ブッシュ政権は今週末、6カ国に対し、経済支援などを武器に修正決議案への支持を求めて最後の外交攻勢をかけるとみられ、形勢が逆転する可能性もある。
メキシコのデルベス外相は演説で「(安保理の)分裂がさらに深まれば、大量破壊兵器廃棄という重要課題をどう取り扱うかに重大な影響を与える」と安保理が分裂を回避するよう必死の呼びかけを行った。
転載元
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030309k0000m030019001c.html