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【ニューヨーク6日共同】訪米中のストロー英外相は6日、国連本部で記者会見し、英米スペイン3カ国が国連安全保障理事会に提出した対イラク武力行使容認決議案について「修正の可能性」を検討していることを認めた。
バウチャー米国務省報道官は6日、パウエル国務長官がイラクに関する新国連決議案修正などをめぐり各国と協議していることを明らかにした。
米英両国は先に提出した新決議案への支持獲得が困難な現状を踏まえ、新決議案を修正することで安保理での採択に持ち込みたい構えだ。
英国が検討している修正案は、イラクの武装解除に向け数日単位の猶予期間を与える内容とされるが、外相は詳細については明らかにせず「土壇場にあっても平和的解決が可能か確認したい」と述べるにとどまった。
ロイター通信によると、英国案は武装解除までの猶予期間として5日から7日を設けているのに対し、米国案はこれを72時間としている。