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まず、概略を知ってもらうために、短い時事通信の記事を再掲する。
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イラク化学工場、英企業が建設=政府も信用保証で後押し−有力紙 [時事通信]【それでもイラク攻撃の正当性を叫ぶ連中】
http://www.asyura.com/2003/war25/msg/335.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 06 日 23:39:17:
【ロンドン6日時事】6日付の英紙ガーディアンは、米政府がイラクの主要な生物・化学兵器の製造拠点と指摘するファルジャ(バグダッド郊外約80キロ)の化学工場は、米国の支持を背景に1985年に独企業の英子会社によって建設されたものだと報じた。
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ざっとみた限りでは、この問題を記事にしているのは時事通信だけのようである。
しかし、この記事では、化学工場なのか化学兵器工場なのか曖昧に表現されているが、BBCが化学兵器工場と表現している。
さすがというか、ブレア・サポーターでありながら、BBCは、この問題を大きく取り上げて報道している。
要点だけ箇条書きにすると、
● イラン−イラク戦争で化学兵器が使われたことから英国政府は転用可能な原材料や設備をイラクに輸出することを禁止していた
● 英国企業がイラクに化学工場を建設したいと政府に申し入れたのを受け、マスタードガスの生産に転用できるものであることを承知でシャロン貿易相が極秘に認可した。
● 認可した理由(言い訳)は、「それを輸出しないと、他の取引も減少すると判断したから」だそうだ。
● 化学兵器工場の輸出を認可し信用保証まで付けたシャロン貿易相は、現在何とか卿という貴族だという。そして、この問題に関しては沈黙を保っているそうだ。