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(回答先: 武装解除の一部進展を指摘 国連、7日に査察報告 攻撃容認決議の協議に影響 [共同通信]【走狗ブリクスも戦争犯罪人はいやだろうね】 投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 06 日 23:41:09)
【バグダッド6日共同】米国がイラクへの攻撃態勢を着々と進める中、イラクのフセイン政権は国連査察への協力や武装解除の姿勢を示すことで、土壇場の粘りを見せている。四月までに開戦に至らなければ、戦争回避への展望が開けるとみて、国際的な「反戦」世論の高まりを全力で支える構えだ。
イラクは、国連査察団から要求されていた弾道ミサイル「アッサムード2」の廃棄を期限ぎりぎりの一日に着手。米軍のU2偵察機による空中査察を受け入れたり、生物兵器を装てんした爆弾の「発見」を申告したりするなど、七日の国連査察団による追加報告を前に、国際社会の心証を良くしようと必死だ。
「小出し戦術」「欺まんのゲーム」。米国はこうしたイラクの協力姿勢を徹底的に中傷している。しかし、国際世論のイラクへの批判の矛先が鈍り、フランスなどが米国の武力行使に予想以上の抵抗を示すようになったのも確かだ。トルコ国会が米軍駐留承認案を否決したことは、その事実上の成果といえる。
米国に押されっぱなしだったメディア戦術でも、フセイン大統領自身が二月下旬、米国のCBSテレビのインタビューに応じ「謎の独裁者」というイメージの払しょくに乗り出した。
査察問題のスポークスマン役として、記者団への対応の最前線に立つサーディ大統領顧問は、温厚な人柄のため、外国人記者の受けもいい。査察団の活動に関しては、国連よりもイラク側の発表の方が詳細で「湾岸戦争時と比べれば格段の進歩」(外交筋)と、イラク政府の対応ぶりを評価する声も出ている。
フセイン大統領は四日、国民へのメッセージで「暴君は間違いなく打ち負かされるだろう」と述べ、米国打倒を呼び掛けた。外交上は米国と互角に渡り合っているとの自負が、その言葉ににじみ出ている。
(了) 03/06