現在地 HOME > 掲示板 > 戦争25 > 297.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: イラク武装解除への猶予は数日 米国務長官 [朝日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 06 日 14:45:53)
【ワシントン5日共同=小片格也】パウエル米国務長官は五日、ワシントン市内で講演し、対イラク武力行使を容認する国連安全保障理事会の新決議案に関連し「安保理が行動しなければ、われわれ自身の安全のため、希望する国々が集まった連合とともに行動する選択肢を確保すべきだ」と述べ、新決議なしでもイラク攻撃に踏み切る方針を強調した。
国務長官は来週中に採決を目指す新決議案の取りまとめ作業が不調に終わった場合、米国が安保理協議から離脱する姿勢を表明。新決議の採択阻止を確認した共同声明を発表したフランス、ロシア、ドイツを強くけん制した。
国務長官は国連査察報告が行われる七日の安保理会合に出席し、安保理各国に新決議案を来週中に採択するよう求める方針だが、査察継続を主張する三カ国の説得外交は難航しそうだ。
長官はイラクがミサイル「アッサムード2」の廃棄に応じていることに関して「最近の情報から、イラクがごく一部しか破棄しようとしていないことが分かっている」と言明。イラクの武装解除を求めた国連決議一四四一の採択後も「フセイン(イラク大統領)は武装解除しようとの戦略的、政治的な決断を全くしていない」と述べ、イラクの「重大な違反」継続を非難した。
また「(フセイン大統領の)重要目標の一つは国際社会を分断させることだ」とし、安保理が結束する必要性も訴えた。
米国がイラク攻撃に踏み切った場合は「迅速に行い、市民の犠牲を最小限に抑える方法でやる」と語り、短期決戦を目指す考えを強調した。
(了) 03/06