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(回答先: 国連査察委員長:イラクのミサイル廃棄「大変協力的」 [毎日新聞]【メディアのリトマス紙記事】 投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 06 日 14:43:35)
イラクの大量破壊兵器査察を担当している国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)のブリクス委員長は5日、7日に開かれる安全保障理事会外相級会合での「定例報告」を前に記者会見し、「ミサイルの廃棄は実際的な武装解除だ」と評価した。イラク側の協力姿勢に改善が見られると語った一方、報告では自ら査察継続を求める考えのないことも示し、中立的な立場に終始する意向を明らかにした。
イラク問題をめぐり安保理は、武力行使容認の新決議案を提出した強硬派の米英スペインなどと、査察の強化・継続による武装解除を主張するフランス、ドイツ、ロシアなどが厳しく対立。「冷戦時代の米ソ」にもたとえられる深い溝を作っている。
米英などが主張するイラク攻撃について、ブリクス氏は「もし戦争が始まったら、査察を通じた武装解除は深刻な失敗に終わったことになる」と発言。査察が進展している中での「打ち切り・武力行使」によって、イラクだけでなく世界各地で行われている「査察」への信頼が損なわれるとの懸念を表明した。
攻撃を急ぐ米英を牽制(けんせい)したともとれる発言や、「さらに数カ月の時間を与えられるなら歓迎する」といった言葉の半面、査察継続か打ち切りかについては、「安保理が判断すべきこと」との持論を主張した。7日の報告に、査察継続の要望を盛り込む考えはないと語った。
7日の外相級会合には5日現在、常任理事国5カ国を含む11カ国の外相が出席する。ブリクス委員長と、核査察を担当する国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長の報告の後、15理事国が査察や武力行使に関する見解を表明する。最後にはイラクの発言も予定されている。
(03/06 11:38)