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(回答先: パウエル国務長官 外交の終結を正式に表明 夜の大統領テレビ演説で最後通告 [NHKニュース]【仏・露・中が傍観を決め込むのなら責任放棄の大罪】 投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 18 日 02:12:56)
【ニューヨーク17日共同=磯谷直人】米英、スペイン三カ国が対イラク修正決議案の協議の打ち切りを決めたことで、国連安全保障理事会は平和的解決の手段を協議する機会を失い、存在意義を問われる事態に陥った。
昨年九月のブッシュ米大統領の国連演説以来、安保理はイラク問題解決に論議を集中。イラク問題の主要舞台となってきたが、三カ国はこれ以上の協議は無意味と判断、国連での話し合いに見切りをつけた形だ。
対イラク武力行使問題で「少数派」だった米国の動きを抑制することができず限界を露呈したことで、国連と安保理には無力感が漂う。
国連筋は、米国が昨年十一月の決議一四四一採択前から、「安保理を対イラク攻撃のお墨付きの場としか考えていない。国連査察の意義を認めていない」と指摘していた。
米国は対イラク武力行使容認決議案が採択されなくても武力行使に踏み切る姿勢を繰り返し、安保理の結束を訴えるアナン国連事務総長や国連加盟国多数との意見の違いが表面化していた。
国連では米国の決議案取り下げの決断も、軍事的に武力行使を急ぐため行われたと受け止められている。ようやく国連査察が円滑化してきた時期の決断に批判の声が上がる可能性もある。
(了) 03/17