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【ニューヨーク17日共同=磯谷直人】国連安全保障理事会は17日午前10時(日本時間18日午前零時)から、対イラク武力行使容認決議案をめぐる最後の協議を非公開で行う。
米英、スペイン3カ国首脳は、この日で協議を打ち切ることで合意。反対派で最も強硬なフランスが土壇場で棄権にでも回らない限り、米英が採決をあきらめ、新たな武力行使容認決議なしでイラク攻撃を最終的に決断。週末にも攻撃開始の公算が大きくなっている。
攻撃決断の場合、ブッシュ米大統領は早ければ17日午後(同18日午前)にも国民向け演説でフセイン・イラク大統領に最後通告を突き付け、即時亡命を迫る可能性がある。安保理決議なしで武力行使されれば国連の威信が大きく揺らぎ、大国の責任と同時に安保理の存在意義にまで波及する重大な事態を迎える。
米英、スペイン3カ国が7日提案した修正決議案はイラク武装解除期限を17日としていた。このため、最後の協議で米国などは期限を再設定するか、ごく短期間の期限を与える考えを示す見通し。
しかしフランスのドビルパン外相は17日、決議案は「受け入れられない」とあらためて拒否した。ロシアや中国も米国に反対する姿勢で、米国が同意を得るのは難しい情勢だ。