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(回答先: トルコ議会まだもめているようです。(turkishpress.com) 投稿者 X 日時 2003 年 2 月 26 日 00:46:33)
トルコ、米軍への基地提供など閣議決定
トルコ政府は24日、イラク攻撃で米国が要求しているトルコの基地使用と米軍の領内通過を認めることを閣議決定した。政府は憲法上必要な国会承認を得るため、ただちに国会にはかる。米政府はトルコの軍事協力を得るめどが立ったことで、対イラク攻撃へ向けた軍事面での大きな条件の一つを整えることになる。
トルコのアルンチ国会議長は同日、政府の決定について「時期尚早だ」と述べており、国会審議がすぐに始まるかどうかは不透明だ。閣議決定は、米軍の受け入れとトルコ軍の北イラクへの派遣を一括案件として国会に送付する。詳細は公表されていないが、地元テレビは米軍6万1500人の展開を認める内容と伝えた。
6時間以上続いた閣議終了後、シェネル副首相は記者会見で、「米国との最終合意には達していないが、これ以上引き延ばすのは不健全だと判断した」と話した。閣僚の大半が、米国との協議内容に不満を表明したとも明らかにした。
副首相は「24日中に国会に提案する」と述べたが、ヤクシュ外相は「米国と最終合意に達してから」と含みを持たせた。外相によると、北イラクでのトルコ軍の指揮をトルコと米国のどちらがとるか、戦争終結後のイラク国内のクルド人の武装解除などでぎりぎりの協議が続いているという。
米軍は、イラクに対し空爆の波状攻撃をかけたうえ、イラク南隣のクウェートと北隣のトルコから地上軍を投入し、バグダッドを挟撃する作戦を描いているとされる。トルコに対して150億ドルの緊急支援を提示して協力を求めていた。
一方、アルンチ議長は、与党・公正発展党(AKP)の国会議員団長と会談後、記者団に「国連の査察が続いている。国際法上(イラク攻撃が)容認されたとはいえないいま、国会承認を求めるのは正しい行為ではない」と、政府を批判した。 (10:53)
http://www.asahi.com/international/update/0225/006.html