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(回答先: 日中がシベリア石油争奪戦 パイプライン計画競う 共同 投稿者 倉田佳典 日時 2003 年 2 月 20 日 18:01:28)
02/21 21:12 日本向けルート優先を断念 ロ最大のパイプライン会 外経98
【モスクワ21日共同】ロシア東シベリアからのパイプライン建
設ルートをめぐって日本と中国が競合している問題で、ロシア最大
のパイプライン運営国営企業「トランスネフチ」が、採算性に乏し
いとして日本向けルート優先着工の方針を断念したことが二十一日
、分かった。同社のタルベエフ広報部長が共同通信に明らかにした
。
同社はこれまで日本向けルートを支持してきたが、今後は中国の
希望を事実上優先するルートを推進する方針。ロシアのパイプライ
ン建設、運営をほぼ独占する同社の方針転換が、三月にも予想され
る政府のルート決定に大きな影響を与えるのは必至だ。
日本向けルートは東シベリアのアンガルスク油田からバイカル湖
の北を通り、極東ナホトカに至る案。長距離のため工費が膨らむこ
とが懸念されている。
一方、中国が主張するルートは、アンガルスクからチタを経由し
中国・大慶へ至る建設案。このため、チタからパイプラインを分岐
させる形で、ナホトカへも原油送出を可能にする妥協案が浮上した
。
しかし、中国向けルートが優先着工される上、ナホトカへ向けて
の着工時期も未定で、日本には受け入れ難い案となっている。広報
部長はこの妥協案でも、なお採算性に懸念が残ると述べた。
日本ルートは、一月の小泉純一郎首相のロシア公式訪問で、日本
側が今後の日ロ経済協力の柱として打ち出した。
(了) 030221 2111
[2003-02-21-21:12]