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(回答先: 姜外務次官「より強力な武器」 実は「人々の意志」 米側「解釈の混乱認める」 投稿者 朝日03.02.10 日時 2003 年 2 月 20 日 02:36:22)
報道上の表現に関するコメントの書き方がいい加減でしたので、念のため以下のように後半部分を書き直しておきます。
…
ついでながら、
日本国内の報道論調においてこの題材を解説する際には、米側の主張にあるところの『核兵器開発』の表現は必ずしも多くはなく、
「核開発」「核放棄」のような、
単に語感のイメージを先行させたり、混乱を与えそうな表現が多用される傾向であり、具体的に何がどうなのかが曖昧すぎる印象があります。
これでは、米側の真意が、
「核兵器開発の放棄」か、
「黒鉛炉の停止」か、
「軽水炉も含めた全ての核エネルギー施設および研究の放棄」までを指すのか、など、
今後の展開によっては隣国として重大な直接的影響を受けざるを得ない我々日本国民にとっても、米−朝対立に到った本質的要素を一層読みとりにくくして来たのではないか。
米側当局者の発言では、懸念の対象は「核兵器開発」であるとの表現が多い筈です。
また、もしそれが「軽水炉までを放棄対象に含める」のが真意であるならば、その波紋は当然米朝2国間にとどまらず、特に原発を導入済ないし導入検討中の中小国へも少なからぬ影響を及ぼし得るだろう。ひいては、石油需要の長期的動向とも無関係ではあるまい。
こんな事からも、国内メディアの報道姿勢に疑問を持ってしまうのです。