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(回答先: アメリカと北朝鮮:「北朝鮮は一体何を望んでいるのか?」など [フォーリン・アフェアーズ] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 18 日 17:04:31)
【ワシントン=坂尻信義】ケリー米国務次官補が昨年10月に北朝鮮を訪れた際、姜錫柱・第1外務次官が高濃縮ウランの核開発計画以外に「より強力な武器がある」と宣言した「武器」とは、外からの攻撃に結束して立ち向かう「人々の意志」だったことが分かった。生物・化学兵器か、新型のミサイルだ、などと憶測を呼んでいた。
アーミテージ国務副長官が4日、上院外交委員会の公聴会で明らかにした。副長官は姜次官の言葉に「私たちはちょっとした混乱に陥った」と告白。その時は何を指すか分からなかったが、後に外国の訪問団が平壌で北朝鮮当局者から、金正日体制の軍至上主義のもと「人々の意志」を北朝鮮ではそう表現すると教えられたという。
★コメント
このように、社会形態や価値規範が日本と対極的に異なる隣国においては、ただ直訳したのみでは政治に疎い日本国民には何のことやら意味が取れない、情報量の多い表現がたくさんありそうです。
なお、先日のアーミテージ国務副長官訪日の際に、ちらっと一瞬だけテレビに流れた発言として、「(重油提供および黒鉛炉停止に関する二国間米朝合意においては)ウラン濃縮は考慮されていなかった」の意味のことが、私の勘違いでなければあったかと思います。
どこかほかに報道はありましたか?
ついでながら、日本国内の報道論調では「核兵器開発」と指摘したものは少なくて、
「核開発」「核放棄」のような、
単に語感のイメージを先行させたり、混乱を与えそうな表現が多用される傾向でもあり、
具体的に何がどうなのかが曖昧すぎる印象があります。
米側当局者の発言には、「核兵器開発」と明言したものが多い筈です。
こんな事からも、国内メディアの姿勢に疑問を持ってしまうのです。