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英宗教界トップ、査察延長求める声明
イギリスで宗教界のトップがイラクへの査察延長を求める共同声明を発表しました。政府も来月中旬まで国連などで協議を続ける方針を固めたとメディアは伝えています。
イギリスで大きな影響力を持つ英国国教会とカトリックのトップがイラク攻撃の正当性に疑問を投げかける異例の共同声明を発表しました。声明は「イラクとの戦争が正当なものか、まだ疑わしい」として、国連の査察に、さらに時間をかけるよう求めています。
一方、イギリスの新聞タイムズは19日、イギリス政府がアメリカ政府に対し、イラク攻撃の最終判断を3月14日まで遅らせるよう求めたと伝えています。
アメリカは査察団の報告書提出を今月28日とし、査察の継続を求めるフランスは3月14日に設定するよう求めていますが、イギリスの他の有力紙も「今月28日は決断を下す日にはならない」、「妥協案として3月6日前後の報告書提出が有力になってきた」などと報じています。
こうした中、イギリス外務省は19日、イラクに滞在するイギリス人に対し、ただちに出国するよう勧告しました。(21日 0:32)
http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline702908.html