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(回答先: 米大統領、イラク攻撃新決議は「役立つが不要」 [CNN] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 19 日 14:35:48)
[ワシントン/バグダッド 18日 ロイター] ブッシュ米大統領は、世界規模で行われた反戦デモにもかかわらず、国連の新決議がなくても、必要とあらば武力によってイラクを武装解除する決意が揺らぐことはない、と述べた。
米政府が湾岸地域への軍隊の増派を発令するなか、大統領は記者会見で、「世界には(フセイン・イラク大統領を)平和を脅かすものとみていない人々がいるようだ。わたしは、こうした見方を尊重しながらも、同意はできない」としたうえで、「戦争は最後の選択肢だが、何もしないリスクは、それよりも悪い選択肢だ。わたしは、この国を守る責任を米国民に対して負っており、そうする意思がある」と語った。
米英両国は、イラクへの武力行使を認める新決議を国連安保理で採択するよう諸外国に働きかけており、米政府は、週内にも新決議が提案される可能性があるとしている。
開戦となるかどうかは、15カ国で構成される国連安保理が、イラクの査察への協力姿勢をどう評価するかにかかっているようだ。安保理では、フランスを中心に、国連の査察は実効性を示しており、現状で新決議は不要、との反対意見がある。一方で、英米両国は、イラクはすでに、国連による武装解除要求に従っていない、と主張している。
国連査察団は、イラクの決議違反を示す決定的な証拠をつかんでいるわけではないが、18日にイラクの科学者の多くが、会談内容が記録されることを条件に兵器開発状況に関する聴取に応じたと報告し、問題はさらに複雑化する様相を示している。
17日の欧州連合(EU)緊急首脳会議をきっかけに、対イラク問題解決にあたって各国が連帯を強めようとする姿勢は強まったものの、米英と、フランス、ドイツ、ロシア、中国が、イラクにどの程度の時間的猶予を与えるべきかという問題をめぐって対立する構図は変わっていない。
ロシアは、イラクの決議完全順守に期限を設けないが、査察を無期限に続けることはできず、最後の手段としての武力行使を排除しないとするEU緊急首脳会議の声明を支持する姿勢を示している。