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2003.02.19
Web posted at: 11:16 JST
- CNN
ワシントン(CNN) ブッシュ米大統領は18日、イラク攻撃について、国連安全保障理事会の新たな決議は「あれば役立つが、必要はない」と言明し、現状のままでも攻撃開始の環境は整っているとの見方を示した。米英両国は、イラク攻撃に向けて安保理15カ国の大多数の支持を得られる決議案の策定を進めており、フライシャー米大統領報道官は、今週か来週にも提出するとの見通しを明らかにしている。
ブッシュ大統領は、イラクのフセイン大統領が「第1の決議(安保理決議1441号)をまったく意にかけていないのは明白だ」と指摘し、すでにある決議1441号の違反を根拠に、イラク攻撃に合法的に踏み切れるはずだとの考えを示した。
その上で大統領は、第2の安保理決議について、「友好国・同盟国と、新たな国連決議を得るための最善の方法を模索している。(第2の決議は)あれば役立つが、必要ではないと私は考えている」と述べた。
フライシャー大統領報道官は、決議案の提出時期について「早ければ今週中。あるいは来週になるかもしれない」と述べ、内容については「あまり長くない、比較的単純なものにある」と明らかにした。
米政府高官によると、ネグロポンテ米国連大使とグリーンストック英国連大使がニューヨークで、決議案の文面を協議している。内容は「きわめて単刀直入に」イラクによる安保理決議1441号違反を理由に、イラクへの武力行使を容認する内容になるという。長さも数行程度に留まる見通し。
米政府高官は、「問題は、安保理での採択に必要な9カ国以上の支持を固め、(仏ロ中のいずれかが)拒否権を発動しないようにすること」と指摘。仮に拒否権が発動されても、「安保理大多数の支持を得た」という大義名分を得たい意向という。