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(回答先: 核問題の平和解決で一致=北朝鮮外相、中国次官と会談 [時事通信] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 18 日 20:19:38)
2003.02.17
Web posted at: 20:42 JST
- CNN
香港(CNN) 英銀行大手のHSBCはこのほど、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の経済状態が悪化の一途をたどり、「時間との争い」になっているとの報告書を発表した。体制が崩壊し、無秩序な南北統一につながる可能性が高まっているという。
HSBCは香港から北朝鮮へ経済学者を派遣し、その調査を基に報告をまとめた。それによると、昨年秋からの核問題をめぐる緊張で外国からの援助が削られた結果、北朝鮮経済はかつてない危機に直面している。
1994年の米朝枠組み合意に基づき、北朝鮮に重油を提供していた朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)は、昨年末から供給を停止している。この結果、北朝鮮の発電能力は6%以上低下。最近数カ月で、暖房用の電力は31%減少したという。また、食糧援助なども底をつきかけ、飢餓が深刻化しているとみられる。
報告書は、北朝鮮経済を回復させるためには「大幅な軍事費削減が唯一の道だ」と指摘。北朝鮮が米国との「不可侵条約」締結を望む背景には、それによって兵力削減が可能となり、経済活性化に財源を振り向けられるとの狙いがあるとしている。
報告書はさらに、今後のシナリオとして(1)米国との合意達成で軍事費削減、経済改革へ(2)新政権下の韓国から新たな援助を獲得(3)経済崩壊による政権交代――を挙げ、(3)の可能性が高いとの見方を示している。この場合、南北統一にかかるコストは韓国側が負担することになり、最初の10年間で2500億ドルかかることが予想されるという。