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(回答先: 【フィリピン】 対イラク姿勢を確認、安全保障委開催へ 投稿者 ファントムランチ 日時 2003 年 2 月 17 日 18:26:33)
メガワティ大統領は15日、大統領宮殿で豪州のハワード首相と会談し、イラクの
大量破壊兵器保有疑惑について「解決を国連に委ねるべき」との見解で一致した。ただしハワード首相は、イラクが生物化学兵器を同盟国やテロ組織に流通させる恐れがあるとの懸念も示している。
メガワティ大統領は1時間半に及ぶハワード首相との会談後、記者会見で「インドネシアと豪州は、イラクと北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の兵器保有疑惑について国連を通じた解決を支持することで同意した」と発言。イラクについては国連安全保障理事会に全面的に解決を委ね、北朝鮮に関しては今後も南北対話を通じた解決を支持すると強調した。
また南北対話については、インドネシアも使節を派遣して両国の仲介を申し出ており、今後は南北双方から出た意見を北朝鮮批判を強めている米国に伝える用意があるとも述べている。
これに対し、ハワード首相もイラク問題の国連解決で同意したことを強調。ただし、個人的にはイラクが生物化学兵器を同盟国やテロ組織に流通させる恐れを依然懸念しているとも付言した。
また、イラクに対する豪州の強硬な姿勢はあくまでイラクが国連決議を破ったことが理由であり、イスラム教の迫害を目的にしている訳ではないとも述べ、インドネシア国内への理解を求めている。
今回のインドネシア訪問については、多くの豪州人犠牲者を出したバリ島爆弾テロ事件の早期解決に感謝を伝えることが主な目的と説明。感謝のしるしとして、テロ犠牲者らが治療を受けたバリ島デンパサールの国立サンラ病院への特別支援を実施すると発表した。
会談ではこのほか、パプアとアチェの独立問題についても触れられ、メガワティ大統領は、しばしば豪州国内で報道されるインドネシア非難の論調を規制するよう要請。これに対しハワード首相は、「そのような非難は豪州政府が行っている訳ではない」とし、豪州政府はこれまで通りインドネシアの領土の一体性を支持していると強調している。
ハワード首相のインドネシア訪問はバリ島事件直後の昨年10月以来で、メガワティ政権以降では通算3度目。同首相はまた会談で、大統領に就任以来初の豪州訪問を早期に行うよう要請している。
■イスラム指導者と会合、NUは拒否
ハワード首相はまたこの日、ワヒド政権時に外相を務めた民族覚せい党(PKB)のシハブ党首(シハブ派)ら、国内のイスラム団体指導者ともイラク問題について会談した。
シハブ党首によると、会談では各団体の指導者らがイラク攻撃反対を強く主張。同党首も、イラクのフセイン政権を交代させることで妥協すべきとの考えをブッシュ米大統領に伝えるよう要請した。
同党首はイラク問題の解決について、「フランスとロシア、中国、ドイツ、アラブ諸国がフセイン大統領と非公式に協議し、後継者を指名させれば良い」と発言。フセイン大統領にとっても戦争回避のため自らを犠牲にしたとして面目が保たれるため、平和的に問題が解決できると主張した。
なおこの会合には、国内最大のイスラム団体ナフダトゥール・ウラマ(NU)のアフマド書記長も招待されていたが、ハワード首相がインドネシアの前に訪問した英国で行ったブレア英首相との会談で、イラク攻撃を支持する意向を示したことを理由に、出席を拒否している。
なおハワード首相はこの日、ユドヨノ政治・治安担当調整相、ダイ国家警察長官らともテロ問題に関する協力などについて会談。同日夜に豪州に帰国している。
NNAのURL:
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【フィリピン】 対イラク姿勢を確認、安全保障委開催へ
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