現在地 HOME > 掲示板 > 戦争24 > 196.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 「対イラク、決議なしで武力行使も」米大統領補佐官 [日本経済新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 17 日 14:06:56)
[パリ 16日 ロイター] フランスのシラク大統領は、イラクの大量破壊兵器開発・保有疑惑をめぐる問題について、平和的解決を確実とするために、国連の査察活動にさらなる時間をあたえ、査察をより強化する態勢づくりが必要であるものの、それが失敗に終わった場合は、武力行使もひとつの選択肢である、とのフランスの立場をあらためて示した。
タイム誌とのインタビューで、明らかにした。
シラク大統領は、「われわれは、査察団に時間を与えるべきだ」と言明。
また、「おそらく、これはフランスの見方だが、査察団の能力、とりわけ空からの偵察といった面での強化が必要だ。現時点で、査察が上手くいっていない、との判断につながるものはない」としつつ、イラクが核以外の大量破壊兵器を保有している可能性を示唆した。
対イラク攻撃を正当化する証拠は何か、との質問について、シラク大統領は、「査察団の決定次第だ。われわれは、彼らに信認を与えている。もし、より大きな手段を与える必要があるならば、そうするつもりだ」と説明。
イラクに大量破壊兵器がないことを確認するか、あるいは査察を断念するかは、査察団の報告次第である、としたうえで、イラクの悪意ある妨害には対抗する、と主張。
シラク大統領は、査察団の報告を受けたうえで、安保理が対応を決めることになる、とし、「その場合、フランスは当然いかなる選択肢も排除しない」と語った。