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【ワシントン=春原剛】ライス米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は16日、米主要テレビのインタビュー番組で、対イラク問題について新たな国連決議の採択を待たずに米国が武力行使に踏み切る可能性があるとの立場を改めて表明した。補佐官は「国連安全保障理事会が行動を起こさないなら、米国と意志のある国々が行動する」と言明した。
米FOXテレビのインタビューで、ライス補佐官は「国連安保理決議1441号は単純な内容で、イラクが武装放棄に応じなければ、深刻な結末を招くものだ」と指摘。そのうえで米英両国が第二決議案作成を急いでいることも認め、「1441号に基づいて行動するのを認めるものなら、歓迎する」と表明した。
フセイン・イラク大統領がなお「時間稼ぎ」を試みる背景には、米英の分断や国連安保理の不協和音拡大を狙う野心があると指摘。「国連安保理はこの道筋に長くは残れない。イラクに残された時間は数週間。数カ月ではない」と述べた。 (10:45)