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(回答先: 【クウェート・カタールに対し駐留米軍縮小要求を】 アラブ連盟、イラク問題の平和解決めざし首脳会談開催へ [朝日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 17 日 03:36:11)
【カイロ=平野真一】アラブ連盟(22か国・機構加盟)は16日、カイロで開いた緊急外相会議でイラク問題について協議し、対イラク戦に際していかなる対米軍事協力もすべきでないとする声明を採択して閉幕した。声明に拘束力はないものの、米軍に基地を提供しているクウェート、カタールなどペルシャ湾岸諸国の動きをけん制するもので、大半のアラブ諸国が戦争による地域不安定化を恐れていることを改めて示した。
声明は、「いかなるアラブ国家への攻撃もアラブ全体の安全保障への脅威となる」と指摘した上で、米国の名指しを避けながらも、「対イラク軍事行動に対していかなる便宜供与も避けることが重要だ」と述べた。
クウェートは声明への賛否を留保した。声明を支持した諸国も、国内世論向けに戦争回避努力のポーズを示そうとした面も強く、声明が湾岸諸国の対米協力の自制に結びつく可能性は小さいと見られる。
戦争回避のため、イラク、米国のいずれに対して働きかけを行うかをめぐっても、湾岸諸国などの親米国家と親イラクのシリアが対立。エジプトが今月末の開催を呼びかけた緊急アラブ首脳会議についても、「米国に自制を求めることを目的としないなら無意味」(シリア)などの懐疑的意見が出てまとまらなかった。
(2月17日10:54)