現在地 HOME > 掲示板 > 戦争24 > 1423.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 理佳子さんへのレス:国家を語る前に冷静に自分の主張を顧みたらどうでしょう − 北朝鮮などが恐いのなら属国や保護領になるのも選択肢です − 投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 03 日 16:43:50)
「韋駄天」サイトでFP親衛隊国家保安本部さんとやり取りしたときのものです。
FP親衛隊国家保安本部さんの書き込み内容を提示していないので、私の部分(>がない部分)のみを参考にしてください。
====================================================================================
>強制力の裏づけのない法律は、紙の上のインクの染み以下の何物でもないです。
それでも、一応、行動の指針程度にはなるでしょう。何も罰則規定がない教育基本法のように(笑)しかし、法を実現できるだけの強制力を保持していなければ、統治権力とは言えません。
>私は今はアメリカの穴を舐めてでも、独自のシーパワーを確保し、米英連合と新ロー
>マ帝国の共倒れの時を待つべきだと考えます。
穴の舐め方の問題もあります。舌を入れろとまで言われてもないのに舌を入れるようになったらダメです。そうすれば、もっと奥までと要求されます。
“米英連合と新ローマ帝国の共倒れの時”は、そのシステムに完璧に組み込まれている日本も倒れるときです。
>空母2隻からなる機動部隊と攻撃型原潜9隻、核兵器は必要なし。
>これで独自の政策を打ち出すことができます。
>空母は以前ソフィアさんが12隻などというとんでもない数を出していましたが、
>これは実現不可能です。金がないし維持費もかかりますから。
>非武装中立などという世迷言もそうですが、今は日米安保後を睨んだ布石を打つべき時です。
そうです。
中立かどうかはことさら決めておくようなことではありません。個人レベルと同じで、強欲でそれを達成するために凶暴性を発揮する国家はなかなかなくならいでしょう。ですから、堅固な防衛態勢を築く必要があります。私は外に撃って出るという必要性を感じないので、FP親衛隊国家保安本部さんのような軍備を整える必要はないと思います。それよりも、日本を攻撃した国家の首都に必ず到達できる体制で核弾頭を保有した方がいい(水を沸騰させるために核物質を使う原発に反対です)と思います。ロシアや中国のような“核兵器先制不使用”ではなく、係争状態の領土以外の領土に対し軍事的な攻撃を仕掛けたら、無条件に相手国の首都を核攻撃すると宣言します。(一発目は通常弾頭で(笑))その前提として、係争状態の領土以外、外国を攻撃する軍事行動は一切しないことを宣言します。敵国の首都に確実に弾頭を落とすためには、領土内の発射基地だけではなく、攻撃型原潜も配備する必要があります。簡潔に言えば、完全防衛型の軍備を志向します。
“今は日米安保後を睨んだ布石を打つべき時”は、“米英連合と新ローマ帝国の共倒れの時”で日本も倒れるときになると思います。
アメリカが健在という状態で、FP親衛隊国家保安本部さんの構想内容や私がここで書いてきたことを素直に実現できるとは思えません。
陳腐な言い方ですが、日本が倒れた後の“新生日本”において初めて実現できることだと思います。軍備の内容も、そのときの世界情勢と国内状況で決められるでしょう。もちろん、なににしても、現行憲法が改正されることが前提になります。
最後に。幸か不幸か“新生日本”にもたいした近代的資源はないので、侵略される可能性は極端に低いと思います。江戸時代の国学者平田篤胤も書いているように、本源的資源に恵まれていないヨーロッパに較べ、日本は生きるための資源に恵まれています。今はそれがメチャクチャにされていますが...外への拡大を志向せず、“経済成長”も追及しないのであれば、人口は3千万人で十分です。