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(回答先: 米に軍事・政治両面で打撃…トルコ国会の米軍駐留否決 [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 03 日 01:00:19)
トルコ国会が1日、対イラク戦に備えた米軍の駐留や領内通過を認める政府提案を否決したことを受けて米政府は、トルコ国会が再投票などで最終的に駐留を受け入れるか注視する一方、トルコ国内の基地を使用しない形での作戦遂行を視野に作戦を練り直す見通しだ。
米軍はすでに、イラク侵攻に備えた複数の計画を立案しており、トルコの協力が得られない事態についても想定済みだ。ラムズフェルド米国防長官は先月20日の段階で、トルコの協力がない場合も含めたイラク攻撃の準備が整ったとしており、作戦遂行自体に根本的な影響はないものとみられる。ただ、トルコ駐留を前提に派遣済みの部隊をどこに再配置するかなどによって、攻撃シナリオの再検討を迫られることは必至だ。ニューヨーク・タイムズ紙によると、米国防総省当局者は、トルコ国会が再投票する可能性もあるとみて、トルコ沖で上陸を待っている部隊に対し、当面待機させる方針という。
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