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「熱意と常に夢を持つことである」−。キューバのカストロ国家評議会議長は2日の小泉純一郎首相との会談で、長期政権を維持する秘けつを披露した。
首相は「首相になって2年だが、議長は40年以上もその座に就いていて驚いている。政権維持の秘けつは」と水を向けると、議長は熱意と夢を持つことが必須条件とした上で「実際にこれを実現した。独立を守り、生存権を守ること、これがエネルギーになった」と強調した。
議長は「長い間、休むことなく仕事をしてきた。米国の隣にいることは簡単なことではない」と漏らしながらも「今では米国内にキューバと仲良くしたいという人も出てきている」と指摘。
首相は「夢と情熱は指導者にとって大事だ」と応じ、最後は日本とキューバの「両国関係も夢と熱意を持って前進させたい」と締めくくった。