現在地 HOME > 掲示板 > 戦争24 > 1272.html ★阿修羅♪ |
|
2003-03-01-11:53
【ニューヨーク佐藤由紀】 米サンフランシスコ連邦高裁は28日、公立校で行われている星条旗への「忠誠の誓い」を違憲とした昨年の同高裁の決定に対し連邦政府が求めていた再審理請求を退けた。米司法省報道官は28日、連邦最高裁に上訴する方針を示唆した。
米国の多くの小中学校では、毎朝、児童・生徒が星条旗を前に起立し、右手を胸にあてて「私たちは神の下に一つになった自由と正義の国、合衆国に忠誠を誓います」という「忠誠の誓い」を復唱する。19世紀末に始まり、1954年に連邦議会が「神の下に」との文言を挿入して以来、全米に広まった。
カリフォルニア州在住の女子小学生の父親が、「神の下に一つ」という表現は、政教分離を定めた米憲法修正第1条に違反すると訴えた。同高裁は昨年6月、これを認めて違憲とする決定を出した。
9・11テロ事件で愛国心が高まっていた時期でもあり、連邦政府、議会などが猛反発、連邦政府は同高裁に裁判やり直しか決定の修正を求めていた。
転載元
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030301k0000e030041000c.html