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2003年02月27日(木)
生物・化学兵器の攻撃警戒
【ワシントン26日=樫山幸夫】ラムズフェルド米国防長官は二十五日、ワシントン市内で講演し、イラクの戦闘能力が湾岸戦争時に比べて半減しているとの見方を明らかにした。また同長官は、イラクが査察逃れのために武器を他国に隠匿する可能性を指摘、開戦となった場合、イラクの無人機によって生物・化学(BC)兵器が使用されることへの懸念を表明した。
ラムズフェルド長官は「イラクの通常兵器による戦闘能力は一九九一年の湾岸戦争時に比べ50%を下回る程度だと考えている。しかし、生物・化学兵器の技術については進歩しており、九一年に比べてより致死的、より危険になってきている」と述べ、強い警戒感を表明した。
米の戦略国際研究所(CSIS)の専門家による最近の調査では、イラクの兵員は現在三十八万九千人で、湾岸戦争時の百万人を下回り、戦車も二千二百−二千六百両で、当時の五千五百−六千七百両から減少、航空機も当時の五百機から三百機へとやはり弱体化している。
長官は生物・化学兵器については、「彼らは、さまざまな規模、型、能力の無人機を保有しており、空中から(細菌や化学物質を)散布する能力をもっている」と述べ、高い危険性を指摘した。
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/kokusai/20030227/KOKU-0227-02-02-59.html