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(回答先: 【イラクは端緒:「中東対イスラム戦争」との本音を明言】 中東全体の民主化目指す フセイン後で米大統領演説 [共同−産経] 【“ド腐れ価値観”実現に向けた虐殺戦争への加担は亡国への道】 投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 27 日 12:10:35)
【ワシントン=永田和男】ブッシュ米大統領は26日、ワシントン市内でイラク問題をテーマに講演し、フセイン政権が打倒された後樹立される新体制が中東全体で安定と民主化のモデルとなって、パレスチナ問題解決にも好影響を及ぼすとの見解を示すなど、「フセイン後」の包括的な中東政策を披露した。
大統領は「イラクの独裁体制が同じ様な体制に取って代わられるのは許さない。解放されたイラクはこの重要な地域に自由の持つ力を示し、希望をもたらし、幾百万の人々の生活を前進させるだろう」とイラクを民主国家に変える意欲を表明。モロッコやバーレーンで見られる政治改革の動きを例に挙げて、独裁体制下にあえぐイラクの変革が各地での民主化運動を一層触発するとの考えを力説した。
またテロ支援国家であるフセイン政権の打倒はパレスチナ自治政府にも「テロとの永久の決別」をうながし、アラファト体制に代わって「平和を目指す真の指導者」を誕生させる契機になると指摘。パレスチナ国家を樹立させてイスラエルと平和的に共存させるという和平構想の前進をもたらすとの見解を語った。
大統領がこの時期にこうした構想を示すのは、国連安全保障理事会でイラク攻撃に道を開く決議案の審議が本格化する中、フセイン政権打倒でもたらされる建設的側面を米世論や国際社会にアピールする狙いと見られる。
ブッシュ大統領は武力行使を明言はしなかったが、「イラク復興は米国を含め多くの国の継続的関与が必要となる。我々はイラクに必要なだけとどまるが、1日でも余分にいることはしない」と述べ、フセイン政権打倒後は国際社会の協力を得ながらイラクの安定を確保し、イラク国民に1日も早く施政権を戻すまで責任を持って駐留を続ける方針を確認した。
また「日本やドイツに民主主義は根付かないと言う人もいたが間違っていた。イラクについて同じことを言う人はやはり間違っている」と語って、米国による戦後の日本占領も例に挙げてイラクの民主化に楽観的な見通しを強調した。
(2月27日11:13)