★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板 > 戦争23 > 755.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
「先制主義」で根深い対立 異なる米と欧州の安保観 共同
http://www.asyura.com/2003/war23/msg/755.html
投稿者 倉田佳典 日時 2003 年 2 月 12 日 20:04:41:

(回答先: 亀裂深まるNATO 冷戦終結後最悪 共同 投稿者 倉田佳典 日時 2003 年 2 月 12 日 20:02:36)

02/12 18:47 「先制主義」で根深い対立 異なる米と欧州の安保観 外信57

 対イラク攻撃時のトルコへの軍事支援問題で北大西洋条約機構(
NATO)が割れている背景には、ブッシュ米政権が打ち出した「
先制攻撃ドクトリン」をめぐる米国とフランスなど欧州諸国との根
深い対立がある。                      
 米政治評論家ビル・シュナイダー氏は十二日のCNNテレビで、
今回は「同盟国であるトルコがイラクから攻撃されてからではなく
、脅威を先取りして攻撃の前に同盟国を防衛する」という「先制主
義」への対応の違いが対立の核心であると指摘した。      
 ブッシュ政権は米中枢同時テロの経験を踏まえ「必要とあれば、
単独先制行動によって自衛権を行使することをためらわない」(米
国家安全保障戦略)との方針を打ち出した。イラクをめぐる対応に
もそうした「本音」が見え隠れする。             
 しかし、米国とソ連に挟まれて冷戦時代を暮らし、ようやく平和
を手にした欧州市民にとって、先制攻撃は「秩序の破壊」を意味す
る。米国民に深い傷と恐怖を残したテロも、大陸欧州では「海の向
こうの事件」として記憶され、先制攻撃を正当化できていない。 
 こうした心理を背景に、フランスのシラク大統領は「脅威を一方
的に定義して先制攻撃に踏み切ることが許されるなら、中国の台湾
攻撃やパキスタンのインド攻撃も避けられなくなる」と米国を厳し
くけん制した。                       
 NATO事務総長を務めた欧州連合(EU)のソラナ共通外交・
安全保障上級代表も「イラク問題を扱う最も重要な場は国連だ」と
述べ、単独行動主義の裏返しである先制攻撃とは明確に距離を置い
ている。(共同)                      
(了)  030212 1846              
[2003-02-12-18:47]

 次へ  前へ

戦争23掲示板へ



フォローアップ:



 

 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。