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先ほど放送されたフジテレビの「FNNニュース」は、フジテレビが独自につかんだ情報として、米国がイラク攻撃を開始したとき日本政府が打ち出す声明として外務官僚が次の4つを選択肢として用意していると報じた。
1) 理解できる。
2) 理解でき支持する。
3) 全面的に支持する。
4) 全面的に支持し、できるだけ支援する。
米国によるイラク攻撃が開始されることになったら、小泉首相は、この4つのなかから一つを選択することになっているとのこと。
★ これが本当なら、とにかく、米国のイラク攻撃に反対することはないということですね。
選択肢はニュアンスだけの違いで、米国支援として実際にやることは何も変わらないということです。
「理解できる」と言えば、じゃあ支持なの不支持なのと問われ、「支持する」と言えば、半身なのかと疑義を投げかけられ、「全面的に支持する」となり、支持するのなら行動で示せと詰問され、「できるだけ支援する」ということになります。
4つの選択肢は、国民や諸外国に対して、おおっぴらに堂々と支援すると語るのか、ひっそりと支援すると言うのかという違いでしかありません。
言葉としての理由説明が違うだけで、資金協力など実施する対米支援はまったく変わらないということです。(米国は現段階で日本の直接的参戦は期待していないのでそれで十分です)
官僚が用意した4つに見えながら実質一つでしかない声明文を選択する小泉首相はどういう気持ちなんでしょうね。
これが、14日の第2回の査察委員会安保理報告前であると同時に、戦後はじめて起きた「先進国間外交の激変」という状況で進められている外交政策というのですから大笑いです。
(まさか、このリークが、反ブッシュ色を強めている独仏とは違って日本は忠実ですよというシグナルのつもりだったら救いはありません)
※ TBSの「ニュース23」では、筑紫哲也氏が多事争論でブッシュ政権の「ネコオン」を説明し、ネオコンが目論んでいるかたちではイラク攻撃はうまくいかないと思うと話していました。