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(回答先: 【米と独・仏の間に大亀裂!】 独仏、イラク問題「国連主導で武装解除」案提出へ [読売新聞] 【日本の選択は?】 投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 09 日 04:51:34)
川口順子外相は9日午前、テレビ朝日の報道番組に出演し、イラクの大量破壊兵器に関する査察でドイツ、フランス両国が検討している査察官の人員を3倍に増やすなどの新提案について、「査察官を2、3倍にしても、イラクが『(大量破壊兵器を)廃棄した証拠がある』と言わない限りは全然(実態が)分からない」と否定的な考えを示した。
★ 番組を見ていましたが、イラクは12年間国際社会を欺き続けてきたとか、今回の査察もイラクは協力していないとか、大量破壊兵器を廃棄したことの挙証責任はイラクにあるという論理の組み立てに基づき、イラクの大量破壊兵器がテロリストの手に渡らないにするという米英の主張を正当化していました。
(米英を支持するのはいいが、ウソと誇大宣伝でそれを正当化するのは人としてカスであり民主制度上の外務大臣として不適格です)
そして、現時点で安保理の攻撃容認がなくとも米国のイラク攻撃を支持するかについては、状況の変化を見ながら“国益”に基づいて判断すると語っていた。
8年間UNSCOMにより査察と禁止兵器の破壊が行われ、今回の査察でもフルオープンとイラクが協力姿勢を貫いているのは確かです。
(米国が査察とは無関係に攻撃ありきという立場を公言しているにも関わらず、査察を受け入れ大統領施設まで認めるのは過大ともいえる協力姿勢です)
98年にUNSCOMの査察活動をぶち壊したのも、UNSCOM内の米国エージェントです。(昨年は、化学兵器の国際査察体制にイラクが復帰するのを受け入れようとした委員長候補を敗北させるよう運動したのも米国です)
挙証責任については、イラクは12000ページの文書を提出しているわけで、川口さんはそれを読んだ上で発言しているのでしょうか?(まさか、安保理理事国ではなかったから、イラク報告書の内容は知らないということはないですよね。内容を知らないでイラクに挙証責任があるという発言をしているになら犯罪です。問題になっているのは、廃棄したというイラクの説明では納得できないから、廃棄過程を明確に説明して欲しいというものです。科学者の事情聴取はそのためのものです)
田原氏は、川口大臣が「イラク攻撃については安保理議決を採ることが望ましい」とパウエルに電話で申し入れたということを画期的なことのように取り上げていたが、それは、ブッシュ大領領やブレア首相も言っていることであり、なんら日本が米国に毅然たる態度をみせたことにはならない。
川口大臣が番組で語ったことは、米国のイラク攻撃に対する公然たる支持表明を除けば、米英が主張している内容のオウム返しでしかないものである。
米国を支持するという結論は出ているが、明確な意思表示をして事を荒立てたくないというだけである。
別に川口大臣が問題ではなく、首相たる小泉氏の問題だが
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