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(回答先: 米国務長官報告:対イラク新証拠 詳報その4 [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 06 日 16:17:55)
パウエル米国務長官は、5日の国連安全保障理事会で、イラク当局者同士の会話を傍受した盗聴記録を示した。議場のスクリーンにその英訳が示されると、各国代表は真剣に見入った。査察団に見られてはいけないものを「すべて片づけろ」、製造してはならないはずの化学物質を示す言葉は「決して使うな」――上司の命令に従う現場当局者の言葉が、生々しく再現されている。
◆国連査察団の査察開始前日の昨年11月26日に、2人のイラク軍将校同士が交わしたとされる通信内容
大佐「ちょっと質問があるのですが」
准将「何だ」
大佐「あしたの委員会(査察)ですが」
准将「何だ」
大佐「モハメド・エルバラダイ(国際原子力機関事務局長)と」
准将「何だ?」
大佐「改造車があります。彼ら(査察団)が見たら何と言えばいいのでしょう?」
准将「改造なんてしていないし、そんなものは持っていないだろう?」
大佐「1台あります」
准将「どれだ。作業場からか?」
大佐「(禁止されている武器を製造する)アルキンディ社からです」
准将「何?」
大佐「アルキンディからです」
准将「午前中に会いに行く。心配だ。お前はすべてを残しているのではないか」
大佐「我々はすべてを移動しました。何も残っていません」
准将「あす会おう」
大佐「わかりました」
准将「本部で会議がある。その前に会いに行く」
◆イラク共和国防衛隊本部の将校と、現場の将校が1月30日に交わしたとされる通信内容
本部「共和国防衛隊本部参謀長から、本日の会議で指令があった」
現場「はい」
本部「彼らは弾薬を調べている」
現場「はい」
本部「(保有が)禁止されている弾薬がある場合だが」
現場「えっ?」
本部「偶然にも禁止されている弾薬がある場合だ」
現場「はい」
本部「昨日、すべての場所、解体用区域、放棄した区域を(違反を示す証拠が残らないよう)片づけろという命令を送った。何も残っていないことを確認しろ」
現場「はい」
本部「命令を遂行した後、命令書を破棄しろ」
現場「はい」
本部「命令書を見られたくないのだ」
現場「わかりました」
本部「ありがとう」
現場「さようなら」
◆2、3週間前に傍受された共和国防衛隊の司令官同士の通信内容
大佐「これを書き取れ」
大尉「了解」
大佐「イブラヒム大尉か?」
大尉「聞いています」
大佐「使うな」
大尉「(復唱して)使うな」
大佐「あの表現を」
大尉「あの表現を。了解」
大佐「神経ガス」
大尉「神経ガス」
大佐「どこであろうと」
大尉「了解。どこであろうと」
大佐「無線の指示の中で」
大尉「指示の中で」
大佐「修正。無線の指示」
大尉「無線の。了解」
大佐「わかったか」
大尉「了解しました」
(2月6日14:54)