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(回答先: 米朝直接対話、米国務副長官「必要性は疑いの余地ない」 [朝日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 05 日 17:54:53)
【ワシントン=伊藤俊行】マイケル・グリーン米国家安全保障会議日本・朝鮮部長は4日、「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」(救う会)幹事の島田洋一福井県立大助教授らとホワイトハウスで会い、北朝鮮が核開発問題で譲歩すれば包括的交渉を行うが、経済援助再開には拉致問題解決も前提になるとの考えを示した。
島田氏らが拉致問題で米政府の協力を求めたのに対し、グリーン氏は「ブッシュ大統領は核問題で妥協することも、拉致問題を棚上げすることもあり得ないとの考えだ」と述べた。また、北朝鮮が核問題で譲歩すれば「全体的な交渉」を行うとしたうえで、国際社会が経済援助を行う前提として、<1>核査察<2>ミサイル輸出<3>拉致問題を含む人権<4>通常兵器――などの諸問題を解決する必要があると強調した。
一方、島田氏らはグリーン氏に、拉致被害者家族連絡会からブッシュ大統領と米国民に宛てた書簡を手渡した。
(2月5日11:11)