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(回答先: イラク兵器問題「決定的証拠ない」…米国務長官が寄稿 [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 04 日 11:15:30)
英政府は3日、イラクの情報機関が組織的に大量破壊兵器を隠し、国連査察団の仕事を妨害している、と指摘する報告書を公表した。ブレア首相は同日の議会で「(国際社会を)欺くため巨大なインフラをつくり上げた」とフセイン政権を批判。国連決議に違反した証拠として、国内外に印象づける狙いを明らかにした。
報告書によると、現在イラクで活動している査察官は108人。これに対し、同国情報機関は約2万人を査察対策に動員。圧倒的な優位に立っている。
イラク側は兵器開発にかかわる文書や装置をあらかじめ下級職員の自宅や大学、病院、モスク(イスラム礼拝所)へ移動。容易に発見されないよう管理している、という。
査察団が利用するホテルや事務所にもれなく盗聴器や隠しカメラを設置し、会議や電話の全容を把握している。査察官の護衛や運転手は大半が情報機関に所属。査察対象をいち早く知るや、先回りして問題になりそうな物品を隠したりする。予定外の目的地へ向かう場合、意図して交通事故を起こし、抜き打ち査察を妨げる事例もある、などとしている。
ブレア首相は議会で、「イラクは今のところ、査察に十分協力していない」と発言。「査察団による非協力の報告が続くなら、新たな安保理決議を採択し、重大な違反を最終的に認定すべきだ」と述べた。
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