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【ウィーン=佐々木良寿】イラクを8、9日に訪問する予定の国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長は2日、「国連安全保障理事会にイラク側の姿勢の顕著な変化を報告できなければ、その後の安保理や国際社会の対応は保証の限りではない」と述べ、イラクに国連査察への全面的な協力を要求した。今回の訪問がイラク情勢を左右するとの認識を示したもので、事務局長は「時間切れは近づいている」とも語り、イラクに強く警告した。欧州歴訪中の茂木外務副大臣との会談後に日本人記者団に語った。
エルバラダイ事務局長は、すでにイラク側に書簡を送り、〈1〉U2偵察機による上空からの査察〈2〉イラク人科学者に対する単独聴取〈3〉大量破壊兵器廃棄の証拠提示――などの要求を伝えてあるとしたうえで、「早急な進展が必要だ」と強調。
同事務局長はまた、北朝鮮の核問題の安保理付託を協議する緊急理事会について、12日前後に開催したい考えを改めて表明した。
(2月3日12:27)