現在地 HOME > 掲示板 > 戦争22 > 245.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 韓国大統領特使、金総書記と会談できず帰国 [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 29 日 16:53:31)
【ソウル澤田克己】金大中(キムデジュン)韓国大統領の特使として訪朝していた林東源(イムドンウォン)・大統領外交安保統一特別補佐官は29日、ソウル帰着後に会見した。林補佐官は、金正日(キムジョンイル)総書記との会談は実現しなかったが、「(核問題解決への行動を促す)金大統領の助言を具体的に検討し、後ほど連絡する」という総書記の口頭メッセージを受け取ったと語った。
林補佐官によると、金総書記は「地方で重要な現地指導をしている」として会えなかった。金総書記が、韓国大統領の特使を受け入れながら、会談に応じなかった理由は不明だ。韓国側もこれまでは、日程を延長してでも金総書記との会談を実現させようとすることが多かったが、今回はそうしなかった。
林補佐官は、核拡散防止条約(NPT)脱退宣言を早期に撤回することなどを求める大統領親書を、訪朝中に会談した金容淳(キムヨンスン)書記を通じて、金総書記に伝達した。
林補佐官は、日米両国からのメッセージも北朝鮮側に伝え、北朝鮮側から「北朝鮮との直接対話に出てきてくれることを望んでいると米国に伝えてほしい」という要請を受けた。日本に対する特別なメッセージはなかったという。
林補佐官に同行した政権引き継ぎ委員会委員の李鍾ソク(イジョンソク)・世宗研究所研究委員は、核問題の早期解決の必要性を指摘する盧武鉉(ノムヒョン)次期大統領の金総書記へのメッセージを金書記に託した。
林補佐官は27日からの訪朝で、金書記のほか、北朝鮮ナンバー2の金永南(キムヨンナム)最高人民会議常任委員長と会談した。北朝鮮側は一連の会談で、米朝対話を通じてのみ核問題を解決できるという既存の立場を繰り返したという。
[毎日新聞1月29日] ( 2003-01-29-18:30 )