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【ソウル=浅野好春】韓国の金大中大統領の特使として北朝鮮を訪れていた林東源(イム・ドンウォン)大統領外交安保統一特別補佐役は29日午前、金正日総書記と会談できないまま平壌を出発、同日午後、軍用ソウル空港に到着した。
金大統領は2月末の任期切れを前に、核開発断念や核拡散防止条約(NPT)復帰などで金総書記を直接説得する狙いだったが、失敗に終わった。北朝鮮核問題を国連安保理に付託するかどうかを決める国際原子力機関(IAEA)の緊急理事会は、韓国の要請で延期されているため、近く緊急理事会開会への動きが再び活発化すると見られる。
林特使は27日のソウル出発前の会見で、「金大統領の意思を北側指導者に伝え、意見を聞くことが任務だ」と、金総書記との会談実現を強く示唆していた。ただ、林特使が携えた金総書記あての大統領親書は、金容淳書記に手渡された模様で、総書記には伝わると見られる。
(1月29日14:02)